2016年12月24日[札幌→東京]遠征記録

25日に開催されるライブイベントに参加するため、24日札幌から東京へと向かった。

結果からいうと[札幌→新千歳空港→成田→東京]のルートで向かう予定だったのが、飛行機の欠航により[札幌→新千歳空港→苫小牧港→八戸→東京]ルートを辿ることになったという話なのだが、これがなかなか大変な道のりだった。


冬の飛行機は雪の影響で往々にして遅延や欠航が起こるので、今回は余裕を持ってライブの前日に東京に向かうことにしていた。昼公演があったというのもある。
しかし、その日は記録的な大雪の影響で、余裕を持って移動するとかそういうレベルではなかった。

北海道新聞 on Twitter: "豪雪の影響は24日も続きました。
新千歳空港は欠航が相次ぎ、空港ビルでは2600人の客が宿泊。3夜連続の事態でした。JR北海道は、札幌駅発着の全列車が始発から運休。午後1時前の運行再開後も運休や遅れが相次ぎました。
https://t.co/haE8E7oTZ8 https://t.co/nZRBwBXqt0"

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【ハニワ初心者】映画『好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~』を観ました【成人男性】

TrySailのファンであり、麻倉ももさんのファンであるので、『好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~』を観に行きました。

自分はHoneyWorks作品はTrySail関係以外は完全に知らない、THEオタクです。今期アニメなら競女が好きです。
オタクの自分がHoneyWorks作品の感性に耐えられるのかどうか不安で、公開日が近づくほどにビビリ散らかしていたのですが……。


オタクのみなさん、告白実行委員会は怖くありませんでしたよ。


女子中学生あたりがメイン層の、ニコニコ動画を中心としたコンテンツって、声豚文化圏からは程遠いものじゃないですか。「お似合いの二人」「切ない。。。」「わたし小5で小6に好きな人がいる」みたいなコメントが楽曲動画に大量に流れてるところですよ。それの劇場アニメを映画館に観に行くんです。何一つ理解できないまま見終わるかもしれないし、あまりの感性の違いに失神してしまう可能性だってあります。
ちなみに自分がいま観に行きたいと思ってる映画はトリニティセブンです。劇場版トリニティセブン観に行きたい奴がHoneyWorks作品とフィーリング合うと思いますか?


見た結果からいうと、思っていた以上に全然楽しむことができました。
いや、別に面白いことはなんにもないんだけど…出来事は歌詞の通りだし、感情描写が特別優れてるというわけでもない…。けど、瀬戸口雛ちゃんの物語をもっと見たいと思うようになる。
瀬戸口雛ちゃんを知ることなんですよね…。全く的確に表現できないんですけど。
フィーリングは近づけたけど、理解したとははっきり言えない感じはあります。キュンキュンという感覚を持っていないので…。


この感覚をうまく筋道立てて書けなかったので、箇条書きみたいな感じで投げてしまいます。


◯本編の感想
開幕花映しとピアノ劇伴に緊張が高まる。
物語冒頭、雛ちゃんが恋雪先輩にスカート覗かれたり先輩と知らずに怒るシーンに、早速ついていけるのか不安になる。
話の展開に『今好きになる。』の歌詞でやってたところだ!! となる。というか本当に歌詞がストーリーっていうか、楽曲が本体であることを理解する(動画をちゃんと見ていなかった)。

雛ちゃんは先輩と目が合う度に好きになっちゃうんだけど、ここがマジでわからん。無邪気な笑顔にガチ恋って。そんなのが理由として成立していいのか? オタクだから物語上ガチの好意には理由があるものだと思ってるからまずここで価値観を揺るがされる。たとえば幼少期の約束とか、共に困難を乗り越えたとか、そういう理由が必要だと思ってるからめっちゃビビる。JCの気持ちがわからない。でもここが一番の理解不能ポイントなので、受け入れられればその後は大丈夫だった。虎太郎も「女子ってほんとわかんねーよな」って言ってるからそんな感じでいいのかもしれない。

登場人物全員が誰かしらに恋愛感情を持ってることに衝撃を受ける。この人は誰のことが好きですという情報がキャラ紹介の最初にくる感じ。このあたりで価値観が崩壊する。狭い人間関係の中で好意の矢印が拗れている。男女が均等に登場する新鮮さ…。

雛ちゃんと虎太郎の恋愛感情を中心に話が進む。正直結構面白い。価値観が破壊されたからではなく、素直に行く末が気になってしまう(気になるも何も歌詞の通りだけど)。

手紙を書くシーンで挿入歌『花に赤い糸』が流れる。めちゃくちゃ盛り上がる。クライマックス。ここで俺の雛ちゃんへの感情がマックスに到達する。応援しちゃってる自分がいる。『花に赤い糸』が最強楽曲になってしまう。曲聴いてて良かったポイント。

手紙を渡す日の放課後、教室の雛ちゃんのシーン最高。

ED絵が良い。
気持ちが軽くなった。
この話めっちゃ見てえ~~ってなった。
ハニワファンが動画を見てエキサイトしている感覚と同じだとと気付く。
後日ニコニコで見返した。

園芸部とか2年のエピソードとかが小説にはあると知って読みたくなってしまう。


◯ライブパート(イベントLV回だった)
好き瞬を知ってからの『センパイ。』が知る前とでは全然違う。
「彼女候補にどうですか?」ってなんやねんその歌詞って思ってたのも撤回した。
「センパイの事が…『好き』」 オタク「フゥ~~~」じゃないんだよな~って言われてたのがわかったし、ライブで初めてフル尺を聴いたハニワ大好き女子(成人男性)の気持ちも察するに余りある……。
作品文脈で強くなれる曲が欲しいと思ってたから嬉しい。

あとハニワ動画(楽曲)の何がいいのかよくわかんなかったのが、興味持てるようになってきた。
物語の主要メンバー以外の物語が歌われるから、あのキャラはこういう気持ちでいるのか~と楽しめた。気持ちそのものなんだよな。
と思ったものの全部恋愛の曲でどうにかなりそうになる。

麻倉ももさんの切ない顔、必殺なもの。麻倉ももさんが無敵になってしまった。

金曜日のおはようでクラップしないオタク何者
TrySailがセンパイ。歌ってる時に泣いちゃった」と女子が話してるのを聞いてわかる~ってなった(この日一番のエモポイント)


◯おわり
劇場版初見は逆に入門に良かったと思いました。動画の方に理解が及ぶようになった。
アニメはオタクにとって伝わりやすい。最初から動画だけで共感して切なくなれるJCは凄い。
JCの気持ちがわからなくても、雛ちゃんと虎太郎を知ることはできる。
TLのオタクが次々と好き瞬の話をするようになって恐怖を覚えてるオタクがいたら見て楽になるといいですよ。動画総再生回数2億回の王道恋愛ものです。
あと、もしこの記事を読んでるJCがいたら、あなたもトリニティセブンを見てみてください。

TrySail 1stツアー札幌 雑感

TrySailのイベントに飛行機に乗らずに行けるって本当ですか……?
交通費500円以内で……?
道新ホール、ビルの8階ってなに……??
夕張メロンTシャツ鬼かっけえ!!


TrySail1stツアー札幌公演に参加しました。
めちゃくちゃ楽しいライブでした。
TrySailのライブを見るのは2ndライブ以来なので一年ぶりでした。なんとなく自分はTrySailのオタクみたいな気分でいるんですが一年って間隔空きすぎじゃないですか?

その期間にTrySailTrySailらしさってなんだろうみたいなことを考え始めて、トライアングルガールズユニットって結局なんやねん、ライブで3人のチカラが見たいならミリオンに行った方が良くないっすか?って感じに思ってました。在宅特有の脳内イメージです。

そういう前提があったわけです。(過去記事にあります http://nobu-v.hatenablog.com/entry/2016/10/04/234733

TrySailってどんなユニットなんだろうなんて頭の中で考えてるあいだに、1stアルバムが発売したり、雨宮天さんがめっちゃ青いアルバムを出したり、麻倉ももさんがハニワ大好き女子の大スターへの道を歩みだしたり、夏川椎菜さんに個人曲ができたり、はいふりが大ヒットしたりしていました。

いやこんなん、ライブやったら絶対楽しいに決まってるでしょ……


そしていざライブが始まって感じたのは、Sail Outがエモい時代は既に終わっていて、現在のTrySailがそこにいるという感覚でした。

新曲はフォーメーションもバンバン変わって三人のトライアングル感がパワーアップしていました。
トライアングルガールズユニットじゃん!!紛れもなくこれが!!!と思いました。
やっぱりMCの雰囲気なんかも好きだし、TrySailのことがより好きになっちゃう…。

一曲挙げるなら、High Free Spiritsがヤバかったですね。はいふりのオタクなのでずっと聴きたかった。
息が詰まるようなタイプの高まりだし、三人が全力なのもあって、はいふり(アニメ)を思い浮かべる暇すらなかったですね。
間奏で麻倉ももさん(だったっけ?)(夏川椎菜さんだったらしい)(記憶ガバガバ)が「さっぽろー!!!!」って叫んだ瞬間に、今までにない高揚感を覚えて、TrySailはツアーをやるべきユニットだ!と思いました。地元補正とかではなく、なんとなくそんな風に感じました。


無事気持ちを更新できました。良かった。

#Nowplaying でイキり散らしたい

Twitterで#Nowplayingのタグを付けてツイートするやつがあるじゃないですか。あれで声優ユニット名キャラ名声優名がずらっと並ぶのが大好きなんですよね。みんなも大好きだと思います。

 

↑めっちゃイキってません?

 

でもなうぷれって別にフォロワーにその曲を共有するものではないし、「俺は今これ聴いてるけど、どう?」以上の意味がないですよね。
今聴いてる曲アピール以外の何者でもないわけですし、めっちゃイキってるわけです。
今回はその中から厳選したイキりを紹介します。

 

これはジャブですね。
トリニティセブンのED聴いてるけどお前は?」とでも言いたげなツイート。さらに佐倉綾音村川梨衣に強いシナジーがあるので1ツイートでもイキり散らし力が高いです。

 

「ソロアーティストデビューが決定した上田麗奈さんだけど、キャラ名義の曲だったらこれでしょ」アピールが透けて見えます。
また、このバージョンは限定販売のCD音源なので「俺はこのCD買ってるけど、お前は?」と暗に言ってる可能性があります。(上位報酬CD曲のイキりに比べたら霞んでしまうレベルのイキり)

 

TrySailが人気だけど、俺はやっぱり“この曲”なんですよね」とでも言いたげ。
雨宮天(わかる)、麻倉もも(わかる)、夏川椎菜(わかる)。

 

ばいたる☆エクササイズを踊ってるアピールですね…。二期に向けてのやる気も窺えます。というか午前5:52にばいたる☆エクササイズ聴いてるってなんなんだ。


インストも聴いてるよというのはイキり方としてはスタンダードですね。
WUG曲というかMONACA曲はインストを聴いても楽しい。この他なら『オオカミとピアノ』『運命の女神』『Beyond the Bottom』あたりですか。特にBtBは「未来の永遠さに~」のストリングスからギターソロの盛り上がりがヤバすぎるのがヤバいです。

 

ラジオ音源をなうぷれしてるのはイキりがすぎると思います。ラジオCD買うほどラジオハナヤマタが好きで、更に平常時も習慣的に聴いてることまで主張してしまっています。
また、“声優名(役名)”というように普通と表記が逆なところが密かなイキりポイントです。

 

Yahoo!番組表の表記では『歌:真中らぁら(CV.茜屋日海夏)、じゅのん(CV.田中美海)、かのん(CV.田中美海)、ぴのん(CV.田中美海)』となっていましたが(トリプル田中美海に大興奮)、放送のクレジットでは『らぁら with トライアングル(CV.茜屋日海夏 with 田中美海)』でしたね…(ちょっとがっかり)。トリプル田中美海でイキり散らしたかった。

news.mynavi.jp

 

えとたまのBDをよりにもよってきゃにめで買わないと入手できないバージョン。
村川梨衣さんがソロデビュー決まる前から彼女の歌を評価してました感があります。生意気ですね。

 

「オイ、ワレ! どこに目ついとんじゃ~! 」というフレーズから始まる、
ツメとキバを立てながら、社会や世の中に切り込んでいく…!
反骨精神溢れるツッパリどすこい応援ソングです!
四人ののエキセントリックかつキュートなキャラクター性を活かしつつ、
イツメンらしく息ピッタリなグルーヴが、なんだかついついタテノリでツイストしちゃいたくなっちゃいますね♪
ノリノリの一曲に仕上がりました!
http://www.earthstar.jp/cd/d_cd/4562262284551.html

 

威圧感◯

 

 

余談

「真中らぁら」表記ではなく「らぁら」表記なのはシリーズが子供向けだからなのかなと思ったけど、同レーベル系列のあんハピも花小泉杏のキャラソンが「はなこ(CV.花守ゆみり)」だったりするし、どういう意図なのか知りたいですよね。

プリパラといえば『パニックラビリンス』の表記です。EDクレジットでは「黃木あじみ(CV.上田麗奈)」で、初収録のCDでは「あじみ(cv.上田麗奈)」になっていて、ベスト盤CDでは「黃木あじみ(cv.上田麗奈)」、ベスト盤データ配信では「あじみ(cv.上田麗奈)」になっています。
プリパラ楽曲のキャラ名に苗字が付いたり付かなかったりがどんな法則になってるのかわかりませんが、WUGも『ステラ・ドライブ』に中黒がなかったりガバガバなので単にエベピとDIVEⅡが適当なだけな気がします。

みんなもこのなうぷれがイキれるランキングがあったら教えてください。

声豚なので『IDOL DIVERSITY』に行ってきた

アイドルのライブというものに参加したことがない。(i☆Risのライブには行ったことがあるが、あれは参加動機が声優方面からなので若干違う)

一般に、声優オタクに何らかの転機が訪れてアイドルのオタクに転身するパターンはよくあることで、声優現場からアイドル現場にオタクが流れるのは一種のトレンドといえる。ドル現場から声優現場に文化が持ち込まれ、適応した声優オタクがドル現場に流出する。
そういうアイドルオタクに転身した声優オタク達が語る「アイドルの方がライブ行けるし遊べてお話できるよ」という話はよく聞くし、楽しそうなことは伝わってくるが、声優じゃないなら意味なくない?と思っていた。声豚なので。

ライブは好きなので、アイドルの曲を聴いてみたり動画を見てみたりしたこともあるが、ピンと来たことはなかった。アイドルアニメ作品には好きなものが多いのに、実際のアイドルには惹かれないというのも変な話だと思う。
だがもしアイドルのライブも楽しめるのならば、楽しみの範囲が広がるだろう。
こればかりは現場に行ってみないとわからないことだと思った。


というわけで
IDOL DIVERSITYに行ってきた。

 

 

 

結果

 

 

 

 

 


BELLRING少女ハートが良いと思いました……。


めっちゃ初見の感想って感じで恥ずかしいけど……。

ベルハー、ヤバない?

ベルハー現場はオタクがフェスで発煙筒振り回したとかおむつリフトされながら乳首舐め合ってるとか限界みたいな話ばかり聞いていたのでオタクにばかりに注目してたけど
でも実際はヤバいのはメンバーたちだとわかった。

ベルハーちゃんたち、登場したと思ったら開幕から口に含んだ水を吹きかけてくるし、最初から当然のように柵越えてサーフしてくるし強烈だった。
そういうことがあるのは聞いていたが、ライブの熱気を帯びて繰り広げられる光景は壮絶だった。フェスイベでの一曲目からそれができるのヤバくない?

身投げみたいに観客に突っ込んでくるのは、ただ過激なパフォーマンスではなく、楽曲の世界を表現する手段の延長上にあるのだと思った。特に前方エリアの中央まで運ばれていて行ったあたりのピーク感がすごかった。
身を削るような気迫に圧倒されたし、観客達の手の上に立って姿勢を崩しながら歌う姿はヤバいくらいかっこいい。
こんなパフォーマンスをするアイドルなんて刹那的すぎるし、やってしまうメンバー達。アイドルに望む特別感や卓越性みたいなものが露骨に示されていて、そのステージを見ただけで彼女たちを称賛したいと思った。

映像演出もあって、初見なりにその世界に引き込まれてしまった。

 


話は変わって『メロディ・リリック・アイドル・マジック』という、アイドルをやるラノベがある。クライマックスにヒロインがステージから客席にダイブして歌うシーンがあって、以前に読んだときはそのクライマックス感とか、祝祭的なシーンとしてのイメージがわからなかったのだけど、今回ベルハーのライブを見て一発でわからされた。
逆に『メロリリ』で描かれていたアイドルシーンや「何がアイドルか」みたいなものも今回のライブ中に思い出したりして、目の前で体現されている!みたいな感覚があった。外部の文脈を参照するのは声優オタクっぽい…。

 

アイドルのライブは特典会までがワンセットだと聞いていたので、せっかくだから個別チェキ会にも初参加することにした。
券持ってるのは自分だけっぽかったしオタクたちがみんな常連っぽくて説明がない。ともかく列に並ぶと前の人が最後尾札を渡してきた。これミリオンドールで見たやつだ!(自信ない)  オタクたちは心なしか空気が優しい…。

自分の番になるが、声豚なので女性とは15秒までしか話したことがないから参った。
「ベルハー見に来てくれたんですか?」「名前なんていうんですか、のぶさんですね」「Twitterやってるんですか? フォローしてください」「後でじゃなくて今フォローしてください♡」
みたいにどんどん話を振ってくるから危うくオタクになっちゃいそうになる。
めっちゃ恥ずかしくないですかこれ。


終わったあとそのメンバーのTwitterを見たら、今年いっぱいで卒業すると書いてあってひっくり返ってしまった。
それに伴いベルハーが一旦活動休止することを知って更にひっくり返った。

「機会があればまたライブ行きます」なんて言ったが、あとニヶ月しかない。地方オタクにその機会は訪れなさそう。

メンバーの卒業は声優界隈ではほぼ無いことだから、完全に未知の現象だった。
ベルハーに触れたその日に卒業と一時休止を知ったところで、別に悲しくも寂しくもない。
でも、次も見たいと思ったのに、自分にとってはさっきのライブが最初で最後だったのかと思うと変な虚しさがある。最初で最後の瞬間だったと捉えると特別な感じがあるが、そんな感傷的な態度でもない。こんなことなら安全地帯なんかで様子見せずに前行って騒ぐべきだった。
だからといって遠征するほど自分の中で始まっているわけでもない。

とりあえず今はベスト盤を聴き込んでいる。

『SAPPORO ANI-HIGH!!』感想 来年もやってくれという気持ち

no-maps.jp


行ってきた。

開催前はとにかく出演者発表を早くせんかい!とか、Zeppなのに300くらいしか売れてないってマジ?みたいな感じだったけど、別にそれでケチがつくわけもなく、始まってみれば良質な楽しいライブイベントだった。

会場内が広く感じるのは、同日にシンデレラSSAのLVがあって札幌圏のオタクは500人くらいそっちに行ってるだろうから…。自分もシンデレラガールズを見たかったけど、ディストピアが完成した札幌LVで中継映像見るよりは、実際に声優さんを見ながら跳んだりペチンペチンしたりするほうが楽しいでしょ。俺は山崎エリイさんと田所あずささんのライブが見たい。

道民向けイベントなんだけど、道外から来たアイカツディアステオタクが最大勢力だった印象。
北海道に来たオタクは必ず「北海道でやるアイヌ語MIXは格別」みたいなこと言うけど実際それほどでもなくない?

 

いくつか個別感想

◯AiRI
初見。一曲目終わりのMCから「AIRIママ~」とかのオタクの雑な野次に反応していて、それ拾うか?って感じだったけど、今振り返るとそれでペースを引き寄せてた面もあった。
なにより『キラ☆キラ』を聴けたのがマジでヤバかった。5年前くらいによく聴いてた曲だったので。それがライブで、現代の札幌で、聴ける機会があるなんて想像したこともなかった。高まりが5年前からやってきて、なんだか過去を精算したような余韻がある。別件で「俺の青春の1ページ~!」と高まっていたオタクの言葉を借りたい。


山崎エリイ
一秒も目が離せなくない?
えぶりんぐ接近の時にエリイちゃんばかり見て話してしまうのは、吸引配置システムのせいだけじゃないなと思った。
初公開のアルバム曲『星屑のシャンデリア』は激しい曲調で、前曲の『Dreamy Princess』から空気が一変するようだった。アニイチ松戸の『Black†White』みたいな歌唱の曲。1サビの激しさと2Aメロの静けさの落差におっとなった。「星屑」が付く曲にハズレなしリストが更新される。
『全部キミのせいだ』はラジオとかMVで聴いてる時にはこんな感じか~だったけど、歌ってる姿を見るとすごい。Aメロから全部自分のせいになってた。今回近くで見られてよかったと最初に思ったポイント。
みなさん、ラジオ番組『メゾン・ド・イーコエ(水曜日) 山崎エリイ 星の宮殿』を聴きましょう。


◯AIKATSU☆STARS!
つよ~~
アイスタオタクめっちゃ多い~~
オタクも多ければメンバーも多いので制圧力が高い。
『lucky train!』マジでありえん。後ろで発生してたオタク電車ごっこに加わればよかったな。
アイカツスターズ曲だけ聴いてるオタクだったけど、アイスタちゃんの出番が終わったとき単独公演が終わったかのような充足感があった。
同時に、アイカツ無印おじさんなのでその時代にスタアニのライブを見てみたかったなという気持ちが芽生えたりもした。まさかスタアニを見ることなくミアレジをライブで見ることになるとは…。


田所あずさ
『1HOPE SNIPER』強い。ロック路線極まりながらもオタク好きする感じ。でもここまでのロックサウンドをやるならバックバンドが欲しくなるな~。オケのライブなら『DREAM LINE』あたりまでのポップス路線をメインに据えてもいいんじゃないかと思いもした。
ライブの最後に聴く『純真Always』マジで最高。
あと、アイカツスターズに触れてくれたのが嬉しかった。自分はアニメ二回くらいしか見てないけど。田所あずささんが霧矢あおいのことを喋るとやたら嬉しくなるタイプのオタク。
からの「今日はアーティスト田所あずさとして来てるのでアイカツの曲は歌いませんけど」発言、その通りなんだけど、声優にはキャラソンも歌って欲しいオタクなので、アーティスト活動が順調なのは嬉しい反面、こういう部分に少し寂しさを感じてしまう(本人のキャラソンではないけど)。

 

 NoMapsは今年はプレ開催で、来年から本開催だそうで
「ANI-HIGH!!の次回開催を望むなら楽しかったとSNSで広めんかい!」という司会MCがあったので、来年も開催してくれという気持ちをもって雑ながらも感想を書いた。

きたまえ↑がない今、これだけのアニソン系ライブイベントは貴重だから継続してほしい。今回はシンデレラLVと被る悪条件だったけど……。
絶対に需要ありなイベントだからまた開催してほしいですね。