ガルラジにメール送るの難しすぎ問題とかの話

長々と書いちゃったのでまとめると
・収録から放送まで約一ヶ月のタイムラグがある
・よって前回放送の感想メール等が不可能
・同様につぶやきからネタ拾うのも無理っぽい
・双方向性があるようであまりない
・各コーナーに素朴なメールを送るしかなくない?(もう時間が…) 

 

 

 

 ガルラジ布教フェーズも終わったと思うので、感想とかを適当に書く。
 ガルラジ言及文章はもう既に興味ある人しか読んでないみたいな空気になってきてそう。今回はだいたい自分がTwitterで言ってたことの総集編です。

 

 

 

 それにしてもガルラジ、メールがクソ難しい。メールクソ難しくないですか? 俺だってメールをバンバン送ってガルラジを盛り上げたい気持ちはあるけど苦し紛れの1通しか送れてない。
 まず収録タイミングが読めない。双葉第3回(1月18日放送)のアフタートークでニコ生特番(12月7日放送)がこの前あったよって話をしていてマジで絶望しちゃったよな。この時差どうしたらいいんだよ。
 この時差が台本声優編集等の都合による通常スケジュールなのか、それとも年末進行の影響で拡大した時差なのかはよくわからない。「初回聴きましたよ」ってメールを第2回で読むことができない時点でこれはちょっと難しいと感じた(送れてないし終わった話だけども)。

 普通のラジオでも収録から放送まで一ヶ月間隔が空く番組はあるけど、ガルラジは事情が違う。全6回のタイムリミットがある。前回の放送を受けて採用メールから番組が求めてる内容や文量を判断するための試行回数が少ない。空気を掴んでメールが思いつく頃には収録が終わってるかもしれない。CM枠のコーナーなんか完全にそれ。

 声優ラジオだったら、基本二本録りで、あのイベントの話を今してるからこの時期に収録したなとか、あの日送ったメールが今回読まれたから何曜日までに送れば間に合うな、とかがわかりやすい。他番組のサンプル蓄積もあるから新番組にも応用が効く。でもガルラジはこれが初ガルラジだから完全に手探り状態。

 メールのネタ探しに関しても、出演作品・雑誌媒体・イベント・Twitterでネタを見つけて投げつけていくのが定石、というか自分が送りたいのはそういう話題系メールなんだけど、ガルラジの場合はパーソナリティのパーソナリティ情報が外部に存在していない。だから唯一の情報源であるつぶやきからネタを探すことになるんだけど、それにもまた難点がある。
(つぶやき以外の小説や漫画からネタを拾って「彩美さんはオカジョのメンバーに実際会ってみてどうでしたか?」なんて送るのは神視点なので明らかにおかしい。小説と漫画からの情報が逆にノイズになってしまう……)

 難点はつぶやきがリアルタイムなのに生放送が収録であることなんですよね。
 例えば、白糸が初詣にパンツ持ってきた件。このつぶやきは次回放送で拾われるネタだった。我々リスナーはそれを学習して、そういう目線でつぶやきに注目するようになる。
 その後、例としては弱いけど、白糸が年魚市と金明におもしろ動画を見せるもスルーされるというつぶやきがある。どんな動画なのか、なぜノーリアクションだったのか、というか動画は見たのか、気になるじゃないですか? ならメールで訊いてみるしかないじゃないですか? 送ったら次回の生放送で読まれて説明があるかもしれないし、あるいは話題だけでも回収されるかもしれないじゃないですか? でもつぶやきが投稿された時点で次回生放送の収録は終わってるんですよ。なんで????

 パンツの件は次回放送の布石だったけど、動画の件は放送とは関係ないつぶやきだったことがわかった。今度は、収録済み回の布石つぶやきなのかそれともメールで拾えるつぶやきなのかという視点になる。なるんだけど、収録・つぶやき・生放送の時系列が完全崩壊してるので、リアルラジオのようにつぶやきからメールを考えることは無駄っぽいという結論になる。残念!

 関連して、作家メールなのか実在リスナーメールなのかよくわからない問題がある。既存の台本にどこまで介入できるのかわからないという話で、メール投稿を尻込みする要因になる。もし、メタ的にも動画スルーつぶやき→第3回生放送(収録)が順番通りだったとして、つぶやきがメール誘いポイントなのか、それとも放送台本から逆算した仕込みなのかどうか。ランキングあたりの作中設定と、実際のメール数などのリアル動向のすり合わせ。「お便りいっぱい届いてます/募集しています」のつぶやきが作中シナリオなのか、リアル俺らに向けた発信なのかわからず、つい取り違えてしまって、頭こんがらがってしまいがちになる。
(文章ガバガバ段落だけど雰囲気で補完してください…)

 ラジオには相互性があるという先入観が邪魔になってるというか…。やっぱりつぶやきは完全にサイドストーリーとしてだけ見るのが正解かなと思う。

 徳光第3回冒頭で読まれてたみるみるブチ切れ反響メールなんかは特にそう。第2回のブチ切れ放送時点で既に第3回が収録されているので、大枠のストーリーのみならず架空リスナーの反応まで込みの構成になっている。完全に完全台本というわけだ。ここの反響メール部分を実在リスナーメールで代われたら最高なんだよなと少し悔しい部分でもある。
 見方を変えて「SNSでみるみるブチ切れ見て放送来ました!」ってメールを、実在リスナーがあたかもガルラジ世界で体験したかのように創作してメールを送れたら面白いかもしれない。

 

 時差の話に戻る。
 徳光第3回アフターレポートで着てる服がおざなり12月22日放送と一致するので収録日が同日だったと推察できる。おざなりは毎週収録なので一週間以内の収録と予想。 https://twitter.com/ozanari1134/status/1076425373351587840

  また、松田利冴さんも御在所第3回と12月20日生放送のFSの服装が一致している。https://twitter.com/ag_five_stars/status/1075735750610567168

このことから徳光御在所双葉の3チームはすべてこの日もしくは近日に収録されたことがわかる。

 12月20日徳光第3回収録、1月4日徳光第2回放送、1月18日徳光第3回放送。みるみるブチ切れ反響メールを実在リスナーが送ることは不可能というわけだ。悲しい。ついでにいうと、アプリのリリースが12月7日なので、当然ながら第1回のメールはすべて作家メールだ(多分第2回も)。(新田ひよりさんが12月5日のツイートで「あんずンゴ」の愛称を使ってるのでこの時点で第1回収録済みの裏付けがある

https://twitter.com/nitahiyo_yo_yo/status/1070251079252602880


 そして富士川第4回の収録が12月18日だろう(服装壁紙差し入れが一致) https://twitter.com/iRis_y_saki/status/1074959491727159296

 

 時系列ごちゃごちゃで並べたけど、つまり、第4回に至っても、やっぱり収録から放送まで約一ヶ月の間隔があるということがわかった。わかったら残りもう2回しか放送なくてワロタとなるわ。
 生放送の体裁でやってるのに放送日と収録日が前後するのはリスナー不利だし、全6回でそれはキツくない? 今メール送って最終回にギリギリって感じかな? もっと早く作戦立てて行動するべきだったわね、という話でした。

 まあ、要求されてるのはもっと素朴なメールで、黒歴史コーナーにシンプルに黒歴史を送ればいいんだよ、コーナー投稿をやっていけよ、と言われれば終了する話ではありますが……。

 

 


 話は変わって、そういうつぶやきの見方をしていたら、富士川第4回のミスリードにまんまとやられてしまった話。

 
 この体験は素直におもしれー!と衝撃を受けた。ラジオ媒体とSNS媒体の差異っていうか、ラジオの書き起こし問題に通じる部分があると思った。
 書き起こし問題は、ラジオの発言が書き起こされてSNSとかでニュアンスがずれた伝わり方をしてしまいがちってのがテンプレだけど、富士川第4回はSNSから受けたニュアンスでラジオを誤解しながら聴くっていうのが初めてで面白い。面白いと思いつつも、自分も「ラジオで誰々さんが何々と言っててワロタ」とツイートすることがあるし、声優の発言を拾い集めて妄想を膨らませたブログを書いたりもしたので、ちょっと自省する部分があった。誤解しやすいかもしれないって意味で。ガルラジは無責任に誤解しても迷惑かける人がまあいなくて気楽かもしれない。


 メール何度の件で散々文句みたいなことを書いたけど、ガルラジをボイスドラマとしてみるならば、このラジオ形式なのは天才だと思ってる。
 ボイスドラマって自分は基本的に退屈だと思っていて、普通30分もあるなら聴いていられないんだけど、ガルラジに熱中できるのは、やっぱりラジオという形態だからこそだと思う。ラジオだからリアルタイムで聴くし、流し聴きしても問題ないし、音声だけのストーリーに物足りなさを感じない。放送ブースを簡単に想像できる。もっと言うと演技っぽさが出てもラジオには台本がある点でカバーできる。
 ガルラジをラジオと認めて盛り上がるTLがなければ、おそらく自分はつぶやきをろくに見なかった。もっと物語的にボイスドラマ寄りで聴いていたかもしれない。ラジオ的に楽しめるのは藤田ゆきのさんの功績でもある。
 今起こっていることと捉えてガルラジを聴くのは、もしかしたら生朗読とかを見てる感覚に近いものがあるかもしれない。よくわからんけど。それこそラジオドラマとか? 噛むこととかアドリブの発生に注目するからこそボイスドラマの内容に集中して聴くことができるんだと思う。


 まとまらない文章ですが、結びに代えて、手取川のオタクピクチャーと春野杏さんの好き写真を貼って今回は終了とさせていただきます。