劇場版はいふり見終えてマジで気持ち悪い笑顔止まらん(感想なぐり書き)

マジで気持ち悪い笑顔止まらん

 

 

はいふりがなんで劇場版やるのか、やれるのか、全然わからないまま劇場公開となり、半ば謎の使命感に駆られながら観に行ったわけだが…………マジで気持ち悪い笑顔止まらん。

劇場版が始まり、いつメンがようこその幕を上げて(映画の幕開けだけに)他校を歓迎するシーンまではほ~~~んって感じだったんだけど、次のシーンで駿河留奈が登場して小澤亜李ボイスで喋り始めた途端にうお~~~~~はいふり劇場版始まった!!!!!!となった。
艦橋要員の次に登場する晴風の船員が機関科の駿河留奈、若狭麗緒、広田空って。いきなりそこ? わかってんじゃん。
はいふりTVシリーズ見てた時の感覚が一発で呼び起こされた。さも当たり前のように説明不要かつキャラ見せ的に次々登場する晴風クラスの描写にこれこれこれこれって感じ。TVシリーズ完結からしばらくしてOVAを見たときの感動に似ていて非常に良かった。ちょっと涙ぐんでたまである。

そっからはなんかテレビのニュースで露骨に伏線貼ってんねえとか、お皿キャッチのコメディ何?とか、赤道祭のネタが進化してる(進化してるのか?)とか、小さいウケの連続が幸福感ありましたね。

 

で、問題の九校戦編のシーン。はっきり言ってここがこの劇場版の見どころの一つと言っていいでしょう
晴風クラスが頭に風船付けてずらずらと並び立つカットの間抜けさはマジで最高でしたね。はっきり言って、クライマックスで晴風が要塞に突撃するシーンと同等の興奮を感じた。笑顔止まらんポイント。
そのチャンバラ大会から、謎の海戦シミュレーション対決は、俺たちのはいふりがパワーアップして帰ってきた!みたいな熱さがあった。もかちゃんは強キャラぶって出場しないし。艦隊バトルでピンチ!みたいな謎シミュレーション戦は、解説セリフで優勢が説明されるけどマジで何がどうなってるか全然伝わらなくて良かったですね。魔法科高校の劣等生の九校戦編にある謎の柱バトル見てたときと似た感覚。先に映画見たオタクが九校戦言ってたのは特にここか!とわかってニチャァ…笑いが出た。

勝戦、宗谷ましろが岬明乃に挑むって構図だったことで今回の劇場版は宗谷ましろのストーリーなんだなってわかった。
後半のしろちゃんが納沙の一人芝居に乗っかるシーンとか、クライマックス水上バイク突撃からの最後の決断シーンとか、しろちゃんもすっかり晴風に馴染んだんだなあ…みたいな感慨があった。そう思うと今回艦長は船上では結構おとなしかったね。



クライマックスでの晴風出航シーンはおなじみの劇伴が流れてめちゃくそテンション上がった。うお~こっからラストまで一気に盛り上がりが続くぞ!と思いきや一旦落ちる。船の移動は時間がかかるからね。その感じなんか思い出してきたわ。
他の艦の艦長たちも続々と出てきたがマジで誰やねん。全然わからなかったからマジで誰やねんの繰り返しだった。このひとはたしか艦隊バトルのキャラクター……名前もわからん……。艦隊バトルでピンチ!をプレイしてる人TLにマジで黒瀬ゆうこさんしかおらん。流行スマホゲームならスクショとかでなんとなくキャラを把握できるアレの補助効果が全然なかった。

 

作戦会議周辺、このままプラントと要塞が合流するとまずい! 要塞が街に凸するとヤバい!なんとしてでも阻止したまえ… みたいな状況への興味のわかなさ! TVシリーズでもそうだったけど全然興味なくてわろてしまう。船がバーッと走って大砲がドカーンするのがみたいんだよな。

というかプラントに潜入するシーンの丁寧さはなんなんだよ。クッソ丁寧かつじっくり描かれるプラントの海賊制圧の過程マジでなに?

同時にだんだんと作画が怪しくなっていく晴風の船員たち。ハラハラしてきましたね。

いや、そのあとの晴風のむちゃくちゃなガバガバ作戦との対比なのかもしれない。学生たちの無鉄砲さを際立たせる感じのやつ。そうではなく製作者の趣味かもしれないけど。


武蔵の水柱を影に晴風が要塞に接近していくシーンの感想→はいふりが劇場版でやる展開だ!

いや~~~それにしても晴風が要塞に突っ込んでからの船がブンドドするのマジでかっこよかったな。本当にはいふりなのか? 劇場版はいふりだった。

晴風が活躍するあたりにはもうキャラの作画が明らかにヤバくなっていたんだけど、クライマックスシーンの緊迫感と作画が間に合ってない緊迫感が合わさって妙な興奮がすごかったね(ほんとか?)

 

ところで、動力部に到達して、なんだ?神殿みたいだ…ってアレ、結局別になんでもなく爆破されて「?????」って感じだったんだけど。「どうしてこんな神殿みたいな場所が…?→実は事件の背景には…」的なフリじゃなかったの? 要塞は人気もないし、はいふりのノリでセグウェイ魚雷で爆破されたけど。続編に持ち越しの謎なのか、それともあれはただの動力部で単に言葉選びで神殿ぽいって話だったのか?

セグウェイ魚雷からのりんちゃんにも打て打て魂が~!は最高だったから良しとするか。

 

で、要塞内最後の脱出パート。挿入歌Free Turnじゃないのかよ!

 >>めっっちゃいいとこで流れるアノ曲と、大音量のFree Turnもお楽しみに!
↑夏川さぁ… どうしてネタバレじみたことを言うの?

でもまあ我々が求めてるものって、TVシリーズ12話のはいふり魂が流れるシーンだから完全に正解だったんだよな。あの水上バイク(名前忘れた)ってあんな大爆発するほどの機関積んでるんだ…って怖くなったし、救命バルーンに包まれてもあの爆風は耐えられんやろ…って思ったけどしろちゃん無事だった。しろちゃんがバイクで飛び出すのもTVシリーズとのアレって感じでおおおんなりましたね。

救命バルーンキャッチ待機の黒木さんがスルーされるネタもはさみつつ、シリアスとギャグのバランスを取っていくところも良しだった。黒木さんが悩むしろちゃんを木陰から覗き見してたシーン、シリアスとストーカーの狭間って感じで反応に困らなかった?

あ、今思い出したけど、風呂のシーンエッチ過ぎんかった? あと、チャンバラでポロリ負けする描写もはいふりにあるまじきエッチさだったわ。びっくりしちゃった。

 

はいふり劇場版の感想を簡単にまとめると

晴風クルーがわいわいしてる→はいふりだ…!

どこか間抜けな九校戦編→はいふりだ…!

なんとなく大味な敵と危機→はいふりだ…!

晴風のハチャメチャな→はいふりだ…!

みけちゃんとしろちゃんの関係→はいふりだ…!

という感じで非常に満足度が高い作品でした。見終えても「いや~劇場版はいふり、劇場版はいふりだったな~!」の笑顔が消えてくれません。

はいふり最高~~~~!!!!!

 

 

 

 

(新キャラには触れずにこの記事が終わってしまうんだけど、別に魅力を感じなかったとかそういうわけではなく、なんか特に書くべきことが見つからないだけです…)