声優ラジオリスナーの自分がにじさんじ所属バーチャルライバーにドハマりした話 & 月ノ美兎へのお気持ちオタクポエム

(※旧タイトル:にじさんじ所属バーチャルライバーにドハマりして余暇の9割を失った者です…(※オタクポエムあり)から変更しました)

<前回のあらすじ>
バーチャルYouTuberを食わず嫌いしていた俺だったが、偶然にも「10分でわかる月ノ美兎」の動画を見てしまい即落ち、その衝撃からあっという間にアーカイブを一気見した。それからというもの、月ノ美兎の動画が超楽しみになり、彼女への尊敬の念とガチ恋の情を抱いていたのだった。

nobu-v.hatenablog.com

 

 


※今回言いたいこと全部詰め込んだらやたらと長くなったので、肝心のオタクポエムだけを読みたい人は↓まで飛ばしてください。

 

 

月ノ美兎ショックによりバーチャルYouTuberを見始めてから一ヶ月くらいになりますが、熱は未だに冷めることがなく、順調にドハマりし続けています。
バーチャルYouTuberにハマったといっても、現時点では月ノ美兎(以下 委員長)から始まって、にじさんじを中心に気になるメンバーをチェックしている段階で、いわゆる四天王や有名な方々の動画は全然見られていません。
結局、自分の好みは面白い喋りや雑談であるようで、3Dが活きた動画的な企画や、リアルYouTuber系統のノリはそんなに好きではないようです。まだわかりませんが。


本題に入る前に一つ断っておきたいことがあって、前回のブログでヴォイスピ*1がどうこう言っていた件に関してです。
その時の自分は、バーチャルYouTuberがアニメ声優コンテンツと近いカテゴリにあるものだと早合点していました。慣れ親しんできた、キャラクターと声優の関係を参考にして理解しようとしていたのかもしれません。
それから一ヶ月半、ほんの少し触れた感触にすぎませんが、バーチャルYouTuberはめちゃくちゃインターネット的な存在であると認識を改めました。
なんというか「歴代のインターネットコンテンツが2018年向けにリメイクされてバーチャルYouTuberとして続々再登場!」って感じなんですよね、どうやら。

企業や個人が様々な出自を持ってバーチャルYouTuber界に参入していくビッグウェーブには、自分が何年前に初めてネットにハマった時のような興奮と熱の再来を感じます。(ここにはみなさん個々人のインターネット最盛期を当てはめてご理解ください)
つまり今の自分は、まるで初めたばかりのインターネットが刺激的で楽しすぎるネット1年生というわけです。2周目のネット1年生が来たんです。バーチャルYouTuber見始めてからTwitterもブログもニコ動もpixivも匿名掲示板も改めて楽しすぎワロタとなっています。
自分のネット遍歴で通って来なかった雑談生配信やゲーム実況もバーチャルYouTuberがやることで、かつてやり尽くされたことでも、新しい切り口や可能性を提示してくるようで楽しい……楽しくないですか?
このブログは、ほんの一ヶ月前に“現在のインターネット”を見始めたインターネット1年生が書いてる日記だと思ってください。

そういうわけで、インターネットはインターネットなので、バーチャルYouTuberを声優コンテンツと競合するものとして捉えるのは的外れだったと思い直しました。
声優とか中身とか言ってるのはダサいしナンセンスだと思い知らされました。

 

本題に戻ります。
にじんさんじ所属バーチャルライバーにドハマりしてるという話でした。
生配信主体でYouTubeに限らず活動するので「バーチャルライバー」らしいですが、このブログでは特にこだわらず表記します。

先程はバーチャルYouTuberと声優コンテンツは競合しないと言いました。
ただ、にじさんじのバーチャルライバーは、自分のラジオ需要を独占していきまして……。
自分がいままで声優ラジオを聴いていた時間が、そのままにじさんじ所属バーチャルライバーたちの配信にごっそり奪われている現状になっています。
以前はだいたい15番組くらいラジオを聴いていたのですが、今では週一回のルーティーン*2以外は移動中に聴く程度に縮小してしまいました。

なぜ自分がそれほどまでににじさんじにドハマりしてしまったのか、その理由をラジオ番組と動画配信は違う文化であることを承知で、「喋りを聴いて楽しみたい」という観点で説明します。
「こいつ地下アイドルに通い始めた声優オタクが書きがちなブログみたいなこと言ってんな」と思っても叩くのはやめてください。これは声優ラジオリスナー向けに書いたプレゼンというより、言い訳や弁明が書かれた日記ですからね。
順番に説明していきます。

 

YouTubeで全部見られるのがすごい

あっ知ってる人いるかなー? YouTubeっていうのはね、動画を見られる世界一有名なサイトなんだよ(文野環さんの物真似です)
なんだかんだこれが一番の強みだと思います。
声優番組の媒体は、文化放送ほか各局・コミュニティFM・超A&G・音泉・響・アニメイトタイムズ・ランティスウェブラジオ・オールナイトニッポンi・ニコ生各チャンネル・AbemaTV・USEN・マンガPark・FRESH!……などなど、把握しきれないほど色々あります。
リアタイを逃したら終わりなものも多いので、バーチャルYouTuberの公式アーカイブがほぼ全部YouTubeにある環境に、なんでそんなにリスナーに優しいの!?と驚きました。
見たいバーチャルYouTuberをチャンネル登録したら、後で見るに動画追加して自動再生してあとは口開けて見てればOKなのはすごいですよ。後追いもしやすいってことですからね。あまりにも親切すぎます。
この環境にめちゃめちゃ甘やかされてしまったのもあって、声優ラジオを聴くために様々な手順を踏む労力はなんだったのかと感じるようになりました。

※ここがすごくない:YouTubeスマホバックグラウンド再生できない…

 

■雑談特化がすごい

にじさんじはLive2Dアプリなので、ライバーが出来ることは雑談やゲーム実況程度の企画になります。それを自分はラジオの延長のような感覚で聴いて(見て)います。というか委員長とモイラ様はラジオ企画始めちゃってます。

自分は声優ラジオにおいては、コーナーよりも雑談やフリートークの部分が好きで、そこに面白さを感じているのですが、話題一つのためにテンプレメールを読み上げる形式に冗長さを感じることがありました。

例えば、結果的に「先週のイベントの話が聞きたい」の一言で済む要求が、声優ラジオテンプレメール構文に変換され「4月8日に行われた、LAWSON presents TrySail Second Live Tour “The Travels of TrySail” calling at Sapporoに参加してきました。僕は何階席だったのですが(中略)なにかイベントの裏話があったら聴かせてください。それではまだまだ寒い日もありますがお体に気をつけてください今後ともますますのご活躍を願っています」という文面になり読み上げられ、パーソナリティが「裏話か~うーんあったかな~」と悩み「裏話とは違うんだけど~」とやっと望まれている「先週のイベントの話題」に入る、みたいなそういうことですよ。どのメールを読んでも結果引き出されるトークは同じで文面もテンプレであるなら、読まれた人しか面白くない時間じゃんと思っていました。30分しかないんやぞ。

愚痴を失礼しました。
そういう不満があったので、バーチャルYouTuberが雑談配信にてYouTubeのコメント欄に流れる「何々の話して」を好きに拾って喋るその合理性にめちゃくちゃ衝撃を受けたというわけです。(ニコ生主的な文化を通ってこなかった影響もあります)
ダレる部分や間が生じることもありますが、1,2時間の尺があるので構いません。

声優ラジオに求めていた雑談需要を、にじさんじ所属バーチャルライバーが圧倒的な雑談供給で独占していったというわけです。

バーチャルYouTuberについて知りたいなぁと思ってるところに、バーチャルYouTuberが好きなバーチャルYouTuberの話をしてるの天才かと思いますよ。

じゃあ、声優という付加価値のないバーチャルYouTuberの雑談が声豚にとってそんなに良いものなのか、そんなに面白い話をしてるかというと、そこまで持ち上げるレベルではないんですが、我々向けのネットミームと内輪ネタがその面白さを支えていると思います。

※ここがすごくない:コメントのテンプレ化キッズ化が避けられない課題になっている

 

■内輪ネタとライブ感がすごい

内輪ネタが一番面白い、そして内輪ネタは狭くなるほど面白いと、委員長のバイブルでもある『かってに改蔵』でも言っていました(うろ覚え)。
内輪ネタのわかる感、楽しいんですよ…。みなさんも心当たりがあるでしょう、インターネット内輪ネタの面白さ。

バーチャルYouTuberを見て新鮮だと思ったのが、配信の中で当たり前のように他のバーチャルYouTuberの名前やネタが出てくることです。この界隈、配信者であると同時に視聴者であることが多いようで、特ににじさんじ内では他のメンバーの話題が頻出します。
ネットミームという内輪、バーチャルYouTuber界隈の内輪、にじさんじライバーの内輪と狭くなっていき、ものすごい内輪感とグルーヴ感を生み出してる印象を受けます。

特ににじさんじメンバー間での内輪ネタは過剰なレベルだと感じます。
「昨日の誰々の配信見た?」くらいならまあ理解できますが、

・配信中の発言が視聴者にネタにされる
→抜粋動画やMADができる
→配信者がそれを見て話題にする(!?)
→再利用・定番化する(!?)
→ほかのにじさんじライバーもネタにする(!?)

といった具合に、内輪ネタが濃縮・再利用されていく驚きの様子が見られます。
ふと冷静になると、え、そこまでしちゃっていいの? 内輪~~!!!と軽く引きますよマジで。内輪ネタが苦手な人なら卒倒します。

こういう内輪ネタはキャラを知る上でわかりやすい導入になるし、自分のようなバーチャルYouTuber視聴初心者は、自然に他のにじさんじメンバーに誘導されていくわけです。自分はこれにやられて余暇の9割を失うことになりました。
この内輪ネタの濃縮具合と、最新のネタをすぐに拾っていける生配信主体ならではのスピード感とライブ感が、“にじさんじ”というコンテンツの面白さに補正を掛けているのだと感じます。
そして内輪ネタわかる感と生配信的な要素はラジオと共通する部分であるでしょう。

もっとも内輪ネタが苦手な人は辟易すると思いますが、今の自分は感受性がネット1年生なのでクソ面白く感じます。


※ここがすごくない:リスナー側が内輪ネタを外に持ち出しちゃう

 

■関係性がすごい

いまさっき内輪ネタ最高と言ったばかりですが、本当にヤバいのは関係性です。
この関係性がすごい2018ノミネート確実にありますよ。
メンバー間の関係性がリアルタイムで構築され変化していくこのライブ感、本当に凄まじくないですか?

関係性自体はシンプルな方だと思いますが、それでいてバーチャルでありながらソウルを持っていることが明確であり、そしてメンバーそれぞれでソウルの滲み具合と設定のリアリティライン的な部分に差がありまくってガバガバなので、構造の難解さが大変なことになっています。

主観なのか俯瞰なのか、どこまでがソウルでどこからがキャラなのか、キャラ設定の要素と身バレ防止のフェイクの違い、キャラエチュードとは違うのか、ファンアートが当人にバイアスかけてるんじゃないか、逆に匂わせでこちら側をコントロールしてるんじゃないか、そもそも単純に「営業」の一言で済むんじゃないか……。
という感じで、どの深度で見るべきなのかわからなくなって本当頭おかしくなりますよ。
関係性を推したいわけではないし、なにもかもわからないのですが、特に「バーチャル渋谷デート」~「正義ですからね!」は文脈と関係性がすごすぎて、俺はその衝撃で四日間ちんちんの元気がなくなりました。誰がこの2ヶ月間の脚本書いてるの?って思いますよ…。
説明不足文章ですが、半ナマの都合上ここまでの記述にとどめておくので、それほど衝撃を受けたという部分だけ受け取ってください。

 


自己分析するのも疲れたので、トーク的に好きなにじさんじメンバーを紹介して終わります。
ここまで読んで興味を持ったという人がもしいたら是非チェックしてみてください。


・物述有栖

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あの……物述有栖ちゃん、めっちゃ可愛くないですか????
とにかく可愛いので俺はオッホホッホwwwwwって言いながら動画見てます。
メンバーではもっとも入門向けだと思ったので一人目に挙げました。
全体的に高いアベレージが可愛さで底上げされてる印象です。
喋りのテンポと抑揚が心地よくて、「てんきゅー」「そーりー」などの決まり文句で決着するのが良いんですよ。
定番ネタになった「有栖はJKじゃい!」もフックになっていて良いですよね(可愛い)(好き)(早口)。
このルックスが良いと思ったら間違いないから見てください。
ドリクラ実況が好きです。

♡夢のきゅーとがーるゲームにチャレンジ♡ - YouTube


・える

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エルフの国からやってきた孤高のエルフ美少女。
脊髄反射でコメントを拾いマシンガントークで喋りまくり、話題が二転三転して、気が付いたら予定時間を30分も過ぎてもまだ喋り続けていたりする、イキリトとクソリプが好きなエルフです。
このトークの散らかり方って、ラジオだったら作家が軌道修正したりするから、好き勝手に喋ってるのが気持ちいいんですよね。で、喋ってる時の表情が良くて、めっちゃ幸せそうな笑顔をするんです。
「える知ってるよ~」が決まり文句。笑ってるあいだ笑顔のモーションのまま無音になっちゃうのが好き。
あと、樋口楓とのコラボが定例になっていて、その回の幸福オーラ全振りな感じがいいんですよね。
そういう愉快なエルフなんですが、ふと視聴者に寂しさを感じさせるような空気がどことなくあって、配信が終わった後、そのまま去ってしまいそうな不安を感じてめっちゃ寂しくなります。
みとみとちゃんとのコラボ待ってます。


鈴鹿詩子

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腐女子。重度のショタコン
自称キモオタ腐女子ボイスであり、話術に長けているわけでないのですが、それでいてオタクエピソードトークが非常に面白いです。
マジモンのオタクが腐女子トークを低いトーンで朴訥とする配信は非常に迫力があります。ショタケットとかグラデ便箋とか初めて知りました。勉強になります。

鈴鹿詩子雑談#3 801板 VS VIPPER大戦に参戦した話を当時の801板住人視点で語るよ!【にじさんじ公式】 - YouTube
この回がおすすめです。バーチャルYouTuberとしてとっておきの話がこれって。
個人的に、VIPPER相手に単騎でレスバトルしてた話の、深夜に課題やりながらってところにうわ~~~~その空気~~~~~~って悶絶しました。


・剣持刀也

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顎が鋭利。力也と名前を呼び間違えられる。
この男、顎ネタと力也ネタという、キッズが2秒でイジれるポイントを持っていて、無限湧きするキッズを捌いたり煽ったりするという修羅の道を歩んでいます。
で、それがOPトークの掴みみたいに機能していて、正直まぁ~~面白い。ツッコミの瞬発力がすごい。
100個のクソおもんなイジりが飛んで来る中から面白い方のおもんなイジりを拾って笑いにするみたいなスタイル、ほんとよくできるなと思います。
強めのツッコミと結構ズバズバ言う喋りをするんですが、声質と物腰が柔らかいのでキツくならないのがポイントだと思います。
キッズは際限なくエスカレートするので上手な落とし所を見つけて欲しいなと思います。


・月ノ美兎

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これはガチ恋!w バーチャルアイドルガチ恋や!w と自嘲気味に言っていましたが、例の10年後の話を聞いてから完全に気持ちになってしまいました。
月ノ美兎の公式ニコ生反省会【雑談】 - YouTube 17:00あたりからその10年後の話です。

気持ちです。
この意味不明文章をRTいいねしてる人たちも似たような感情になっているのでしょう。

やられてしまったオタクたちが委員長を評する数々のフレーズ「オタクの理想像」「インターネットの擬人化」「オタクの集合無意識が生み出した存在」などには頷けるものが多く、その中でも「委員長に向ける感情は自己愛」という言及は、それ言っちゃったらおしまいじゃん…と思います。

自分が委員長に惹かれる気持ちには、これまで辿ってきたインターネット体験が間違いなく影響しています。
委員長のようにチャットをやったりフラッシュを見漁ったりしていたわけではなく、それよりやや遅れて、一般的なルートを辿ってきたと思います。
それでも、彼女が楽しそうにネット昔話やサブカルの話をする度に、ネットの浅瀬に浸かってきた自分の半生が肯定されるような気持ちになり、あるいは月ノ美兎というアイコンを透過して過去のネットライフを美化するような倒錯感にも襲われます。

委員長が昔のネットの話をするように、自分も約10年前の時代を思い返すことが多くなりました。思えばそれは自分が最もネットに夢中だった時期であり、オタク趣味に最も一生懸命だった頃です。ネットの世界は広く毎日どこかで面白いことが起きていて、見たい作品は数え切れないくらい存在していて、自分はそれを追うのに真剣でした。それがいつの間にか、全盛期の好奇心と情熱はどこかに行ってしまい、いま月ノ美兎を見て、この数年間ただ漫然とネットをやっていたことに気付かされます。
いや、気付いてはいたのに、誰もが自然にそうなっていくものだと思っていたのかもしれません。

そしてネットに君臨する委員長は、10年前のネット、つまり自分にとってのネット全盛期時代と同じ熱量を持続させながら、現在までネットや趣味をやってきている人間であるとわかり、衝撃を受けることになったというわけです。本気で尊敬しています。
懐かしいですねと言いながらも、まるでつい先週見たかのような口ぶりで楽しそうに話す彼女にとって、その時代のネットは切り離された過去ではないのでしょう。懐古厨やネット黄金期の亡霊ではない、“今のネット”を全速力でやっているバーチャルライバーであるわけです。
「クルマは変わらず楽しいと思います」の漫画をそのまま突きつけられてる気分ですよ。

ネット懐かしトークで盛り上がる様をインターネット老人会だと自嘲しながら、その話を展開する張本人のソウルと熱意は16歳JKのような若々しさで、この先まだまだやりたいことがあるというのだから、好きだとか尊敬を通り越して畏怖の感情さえあります。みんな歳をとって一線を退いてるネット老人会の中心に、ひとり16歳JKのままの月ノ美兎がいるんですよ。こんなクソッタレなことがありますか。

ネットで育った人間がバーチャルYouTuberとなり、ネットの中心のひとつになり、時代の寵児として周りを巻き込み、今まで受け取ってきたものをネットに還元しているような連鎖が見せるこのインターネット賛歌っぷりは、言葉では言い表せません。
ここでインターネットと限定することも彼女の志向には不適切かもしれません。


おまえ月ノ美兎めっちゃ持ち上げてるけどそれっておまえの10年の体験がバックボーンに結びついてるから巨大な存在に見えるだけで配信見ればガバガバなことも多いじゃん、という意見もわかります。
そういう意味でも、ネット云々や上の項で長々と説明した雑談とか内輪ネタとかは本当は些細なことで、月ノ美兎がインターネットで何をやっていくのか、どうなっていってしまうのかをリアルタイムで見ていきたいということに尽きるんですよ。

委員長を、そしてにじんさんじライバーをいま夢中で追いかけているのは、委員長を見て思い出した10年前の感覚と、これだけハマる余地があるものを食わず嫌いでスルーしようとしていた後悔による反動でもあるのだと思います。
バーチャルYouTuberコンテンツは、暇な時になんとなく見るのがおそらくリスナーとして最適な楽しみ方のはずで、関係性でキャパシティ超えたりガチ恋と崇拝で感情を消耗したり今後の趨勢に気を揉んだりするのは不健康だし、こんなポエムを書いてしまうことも正気なのかと思います。

それでもこのレベルで新しいものに夢中になっていられるのは何よりも素晴らしいことです。

月ノ美兎ショックに混乱する自分にとって、委員長による10年後の話は、未知ジャンルであるバーチャルYouTuberに対する向き合い方の一つの指針になりました。
そして、所詮Twitterかブログを細々とやってるだけのネットの一市民として言えるのは、自分がここまでドハマりしてる状態はほんの短い期間だけだということです。バーチャルYouTuberブームが落ち着いてくる頃、あるいは月ノ美兎がネットから去るその時より早く、俺の興味が薄れる時が必ず来ると、自信をもって言えます。
それでも飽きるまでやります。いつか冷めたり飽きる時が来ても、そのときはそのときで10年後のインターネットで思う存分懐古できるくらいに今はバーチャルYouTuber視聴をやっていこうと思いました(オタクポエム)(ファンメッセージ)。

 

 

 

 

*1:声豚魂のことです

*2:アイドルマスターミリオンラジオおまけ放送を聴いて「麻倉ももちゃん かわゆ!!!」と絶叫することです