ミリオン6th仙台の構成がイマイチすぎたのでミリシタに真剣になろうと思う【ツイのオタク聲 第5回アフターレポート】

ラジオ ツイのオタク聲 #5 [祝ガルラジ2ndシーズン発表/ミリオン6th仙台公演(LV)の感想] - YouTube

ツイのオタク聲 第5回アフターレポートです。

 ミリオンライブ6thツアー仙台公演おつかれさまでした。おおむね楽しい公演でしたが、今までのナンバリングライブのなかで最もイマイチな印象もありました。今回はその話をしたいと思います。

 

 本題の前にに自己紹介すると、私はアイマスから生まれるもの――楽曲、アイドルたち、声優コンテンツ面、ライブ、ミリラジおまけ――は好きだが、アイマス本体はさほど好きではないタイプのオタクです。肝心のアイドルをプロデュースするゲームには全然ハマれなかったタイプ。よってミリオンもほぼエアプ。好きなものは3rd福岡の厨パメンツ。嫌いなものはアイマス警察過激派。

 さて、今回のライブですが、不満点は2つありました。

 ひとつは、ユニットライブが連続する構成のため、前半のセトリがほぼ読めてしまった点です。
 私はイントロドン厨なので、暗転から推し曲のイントロが強襲即キタキタキタキタwwwwwwwwwとなることに至上の喜びを感じます。ソロ曲の3択、ユニット曲のメンバー流動性、765の豊富な曲プールからのカバー……そこから正解が選び出された時の高揚感。様々な角度からのイントロドンは、他コンテンツにはそう真似できないミリオンの強みです。イントロドンにより高まりが最大瞬間風速的に跳ね上がり、その追い風でライブパフォーマンスが何倍にも楽しめます。
 イントロドンの楽しさは、予想と意外性と曲パワーによって成り立ちます。残念ながら、今回の仙台公演でその楽しさがあったのはDAY2の後半だけでした。

 DAY2のイントロドン要素について説明します。

 DAY1のソロ枠が主にLTH曲だったので、DAY2のbitter sweet~りんごのマーチ~ファンタジスタ・カーニバルの流れで、やっぱその流れがあるな~となります。ここまではみなさんも共有する思考だと思います。
 ライブ後半、残すソロ枠担当は火力の高い3人。LTH曲の流れがあるけど、後半の後半でサマトリは雰囲気じゃなくないよな。じゃあ空に手が触れる場所か? でもFIND YOUR WIND!来て欲しい……俺はまだまだFIND YOUR WIND!が聴きたいよ…… からのFIND YOUR WIND!のイントロがペンペン↑ペンペン↓来ての流麗な歌声におっしゃおっしゃおっしゃおっしゃ~~~と静かに高まるじゃないですか。まずこれです。

 FIND YOUR WIND!のエモ高まりも終盤になると冷静になってきます。FIND YOUR WIND!が来たということはHappy Darlingあるのでは? 今回は体をVIVIDイマジネーションにチューニングしてきたけど、本当の本当はHappy Darlingが聴きたいんだよな。ハピダリはまだまだ戦える曲なんだ……今の椎菜のハピダリを……とドキドキしてるところにハピダリのイントロが流れてきてクソデカい「それだーーー!!!!」が出ました。みなさんもクソデカ大声出ましたか? (椎菜が大好き! 大好きだよ!)

 そしてハピダリが終わり、一瞬の静寂で考えます。この流れでLTP曲続きと読むのは早計、ここは恋のLesson初級編ではないなと。ライブはクライマックス、ソロ枠の最後に恋のLesson初級編は違うだろう。しかしBMCはシリアスすぎるか…。じゃあロケットスターか? 5thに続きロケットスター連投来るか? 来るのか?ロケットスターのイントロがデッデッ デデデ デデデデッ「👏それそれそれそれそーーーーーーれ!!!!!!!!!!(ありえん縦ノリサビ)(本多友紀万歳)」となりましたよね。
 勢いの持続、その余韻のまま次のサンリズムオーケストラをニッコニコで聴ける。このブロックが私の好きなミリオンのライブというわけです。

 ここまでの説明でわかってもらえたと思います。前半のユニットパートにそういう要素が全然なかったことが。
 最初に美咲さんが今回のコンセプト説明とピコプラへのフリをした時点で4ユニットのリレー構成が確定。なんなら大人気曲である花ざかりWeekendがユニットパートの最後に配置されるところまで読めてしまう。曲順もA面→カバー→B面という変化のなさ。イントロドンによる高まりが発生しない、感情的に極めて平坦なセトリでした。(4Luxuryを除いて。ID:[OL]最高~~~)

 それどころか、ユニットパートの1曲ごとにMCが入る構成で毎曲デバフがかかっていたとまで感じました。

 この1曲ごとのMCがもうひとつの不満点です。イントロドン厨のオタクが、1曲ごとに流れを切られたライブで高まれると思いますか? ましてやアイマスのライブはMC中必ず座る雰囲気があります。1曲毎に座って立ってを繰り返し、美咲さんの転換でも座って立ってをぞろぞろと繰り返すことになり、毎回クールダウンタイムが挿入されるわけです。
 特にID:[OL]からの花ざかりWeekendは連続してやればマジで天才だったはずなのに、なんであいだにMC入れて感情を一旦リセットさせてくんねんとガチで悲しみを覚えました。

 スマイル体操の振りコピ指導やファッションショー演出などは、各ユニットの世界観を表現する良い試みでした。しかし、MCの頻度がアレなこともあり、ライブの流れを切る方面に働いていたように感じてしまいました。ライブを見に来たつもりが歌番組が始まった心境です(これは事前情報無視で来た自分が悪いのですが…)。
 個々のパフォーマンスは良いものでしたが、感情的には低空飛行が続く時間でした。

 そういう不満点を2つ抱えたため、DAY1終演後、今回は微妙だったな~とTLを見たら、かなり好評だったようで驚きました。となると、楽しめなかった原因は私の方にあると考えるべきでしょう。
 DAY2の末柄さんのMCではたと気づきました。1公演で4つのユニットの世界観が楽しめる構成はミリシタファン的には超うれしいものだと。A面→カバー→B面の流れについても、A面B面両方の曲を絶対やってくれる安心と嬉しさがあったのだと。各ユニットについての知識が圧倒的に足りない自分に落ち度があったのだと思い直しました。MC頻度はマジで擁護できませんが、ミリシタのオタクなら気にならないのかなと想像します(ほんとか?)。

 総括すると、ミリオンを浅くかじったくらいの声豚がヘラヘラ見に行っても強い楽曲とグッドスタッフ構成声優のパフォーマンスで楽しめてミリオンの発展とドラマにも気持ちを寄せられるライブの時代は終わったのだなと思いました。ミリシタ人口を考えるとその層が喜ぶライブが正解、それはそう。
 つまり私もいよいよミリシタに真剣になる必要があるらしい。取り残されたくないので。まずはPrincess公演に向けてCDドラマから予習をしたいと思います!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ~これ