上田麗奈さんの「孤独」について

上田麗奈さんのあれこれを見ていると「孤独」という言葉の独特の使い方が目に留まる。頻出する「孤独」は上田麗奈さんを理解する上で必要なキーワードのように思える。

「孤独」について言及しているものは、専門のオタクでない私が確認しただけでも以下のように多く見受けられる。

 

お題:自分のチャームポイントってどこだと思う?

孤独を愛することをチャームポイントだと言われました。

孤独を感じ、孤独をこう、意識しながら生きていけることがチャームポイントだというふうに先輩から教わりました。

2014/12/22 TVアニメ聖剣使いの禁呪詠唱 ニコニコ生放送 - 2014/12/22 22:00開始 - ニコニコ生放送

(自分の)良いところ、孤独を愛するところ!

2015/1/13 ラジオ ハナヤマタ~校内放送、しませんか?第25回

ラジオCD「ラジオ ハナヤマタ~校内放送、しませんか?」Vol.3 

小学校ぐらいの時から、人は何で集団行動するんだろうっていうのでね、すごくね、あの不思議だったの。何で集団行動をして、なんでその中で、こう、学校の中とかも、人のグループの中とかでも、孤独になれる場所を探すんだろうって。
なんかさ、ちょっと人通りの少ないとこ行きたがったりとかしなかった? 屋上の出口のところとか、裏庭とか。

そういう空間に身を置いていて、そこで出会いと別れを繰り返す不思議さ、みたいな。
なんかね、そこに対する「なんでだろう」って気持ちが凄い強くて、「悲しい」までいかなかった。


2015/3/10 ラジオ ハナヤマタ~校内放送、しませんか?第33回

ラジオCD「ラジオ ハナヤマタ?校内放送、しませんか?」Vol.4 (イベント優先購入申込券付) 

吉田アナ「御冷ミァハは、沢城みゆきさん演じるキャラが
有能に追い詰めていっても、最後までしっぽが掴めない役。
上田さんは、あまり筋に関しては深く理解しないで、
その瞬間瞬間の何かを理解して演じてますよね」

上田さん「台本も読んでごちゃごちゃ考えた結果、
やらなきゃいけないことは“孤独を求めること”だと思いました。
どんなに考えても頭の良さでは敵わないし、
だったらこの子の一番やりたいことを1つ知ろうと思って、
孤独を探しました」

2016/3/24 http://www.allnightnippon.com/mcplus/information.php?date=2016-03-24%2020:40:00

※御冷ミァハについて、ハーモニーのアフレコがあったのは公開日から一年弱ほど前なので2014年10月頃だと考えられる。

 

このように確認できた範囲では、「孤独」に言及している件は2014年の終わり頃に集中している。(確認できた媒体がその周辺しかなかったともいえるが)

御冷ミァハの役作りにあたって「孤独を求めた」「孤独を探した」という。
時系列でその直後の時期であると思われるワルブレニコ生にて「孤独を感じ孤独を意識しながら生きていけること」を“先輩に言われた”と発言していることから、おそらくハーモニーの関係で得た観点であると推測する。

(ラジオハナヤマタ第25回は「肌が白いところがチャームポイントだって悠木碧さんに言われました」とも言っているのでワルブレニコ生より後の収録)

 

一方で、ラジオハナヤマタ第33回の発言から「孤独」は昔からの一貫したテーマでもあることが伺える。またこれは本質に最も近いような印象を受ける。

それから一年が経った2016年のインタビューでも(当時の振り返りではあるが)孤独という表現がブレないことから、やはり「孤独」は確立しているテーマなのであろう。
(※追記 原作読み返したらミァハが明確に言ってましたね…)

「誰かが孤独になりたいとしたら、死んだメディアに頼るのがいちばんなの。メディアと、わたしと、ふたりっきり」

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

 

穿ち過ぎかもしれないが、時期的にもダ・ヴィンチニュースで語られた、人と会う息抜き方法というのが逆説的に「孤独」の重要性を示しているように思える。

 上田:私の息抜きって、人と会うことなんです。アガリ症だし、緊張しぃだし、人としゃべるのは得意ではないんですけど、だからこそ人に会わなきゃなって思っていて。ひとりでいると、自分の考えのなかだけで生きなきゃいけないから。私はまだいろんな経験も浅いし、それではもったいないと思うんです。いろんな人に会うと、いろんな知識や感覚が生まれて、それが楽しいし、リフレッシュになったりするので。お話するだけでもいいし、一緒にブラブラ歩くだけでもいいんですけど。

2014/11/14 「上田麗奈」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】 | ダ・ヴィンチニュース

 

 上田さんにとって「孤独」とはなんなのだろうか。


新明解国語辞典よると、【孤独】とは『周囲にたよりになる(心の通い合う)相手が一人もいないで、ひとりぼっちであること(様子)』とあるが、上田さんの場合は辞書的な意味にとどまらないことは伝わってくる。

 

そこでヒントとなるかもしれないのがこのインタビューである。

Q.叶わない恋をしたことはありますか?

A.初恋はレオナルド・ダ・ヴィンチです。笑

2013/05/08|初恋企画 制作日誌


!?!?!?

レオナルド・ダ・ヴィンチが初恋って。黃木あじみか!?*1


オタクさんチームなら当然知っていると思うが、上田さんには芸術の趣味があり、その方面の感性に秀でている。
したがって上田さんがレオナルド・ダ・ヴィンチ(初恋相手)に強い影響を受けていると考えても不自然ではない。

「孤独」のルーツはレオナルド・ダ・ヴィンチにあるのではないだろうか。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』によると、ダ・ヴィンチは孤独に関してこう言っている。

孤独であることは救われることである。(P70)


画家は孤独でなくてはならぬ――画家は孤独で、自分の眺めるものすべてを熟考し、自己と語ることによって、どんなものを眺めようともそのもっとも卓れた個所を選択し、鏡に似たものとならねばならぬ。鏡は自分の前におかれたものと同じ色彩に変えるものだ。このようにしてこそ、画家は「自然」に従ったように見えるだろう。(P210)


画室における画家――肉体の栄耀が精神のそれをそこなわぬよう、画家または素描家は孤独でなければならぬ。ひっきりなしに眼のまえにあらわれては記憶によく保存さるべき素材を与える思索や思想に耽っているときはとくにそうである。もし君がひとりでいるなら、君はすっかり君のものである。たった一人だけの友だちといっしょにいたら、君は半分君のものだ、そして君の交際の不謹慎の度が大きくなればなるほど君の分は少なくなり、より多くの人といっしょに居れば、それだけ深くこういう不都合な状態にはまってゆくだろう。またもしも君が、「私は自己流にやってゆく、私は自然の物象の形態をもっとよく思索することができるようにわきに脱け出すつもりだ」と言いたいならば、私は、「これは仕損じるおそれがある、何故かなら君は何度もかれらの饒舌に耳を貸さないわけにはゆかないからだ、しかも人は二人の主に仕えることができない以上、君は友人としての役目を演じそこなうだろうが、芸術の思索の成果はなおさらやり損じるにちがいない」と言っておく。またもし君が「かれらの言葉がとどかず、従って私の邪魔をしないところまで身を退くつもりだ」と言うならば、私はこの点でも君に、「君は狂人扱いされるぞ、しかもこうしてやっぱり孤独になってしまうのが分からんのか」と申上げよう。それで、たとえ友人が欲しくても、君の画室からこれをえらぶがいい。この仲間なら各種各様の思索から生じる利益をあげる一助となりうるかもしれない。他の一切の仲間はおそらく極めて有害たるに相違ない。(P210)

 レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 (岩波文庫 青 550-1)

(旧字は新字に改めた)

 

画家を声優または役者と置き換えると、如何だろうか。「孤独」の、特に役作りに関して使われるニュアンスはこのことに近いのではないだろうか。

関連して、画室における画家は、上田さんの「家に虚無をもっている」発言(ディメラジ)を想起させる。

結論として、上田麗奈さんの「孤独」とはレオナルド・ダ・ヴィンチ的な意味での孤独である、というところで暫定的に納得した。
(追記:納得したというか、突き止めようがないので、あくまで恣意的な解釈に留まりますね…)

上田麗奈さんオタクの方々、なにか有益情報があったらさり気なく教えて下さい。

 

 

 

 

 

 

↓続き(?)

nobu-v.hatenablog.com

 

↓RefRainの感想

nobu-v.hatenablog.com

 

 

 

*1:プリパラにて上田麗奈が演じる画家アイドル。レオナルド・ダ・ヴィンチを尊敬し語尾にアート関係のダジャレを付ける。

枕を高くして寝ています

この頃は、枕の下に布団を挟んで、枕を高くして寝ています。
逆流性食道炎(仮)の悪化を懸念して、枕を高くすることで胃液の逆流を防ぐためです。とはいえ、それは薬でほぼ防げていますし、効果不明の気休めみたいなものですが、今はその高さに慣れてしまい、逆流防止とかは関係なく気持ちよく眠るためにやるようになりました。
心配事のために“枕を高くして寝る”とはおかしな話ですね(超面白いポイントです)。

先日は調子に乗って枕を高くしすぎて首を痛めてしまいました。
反省から通常枕で寝てみたら、今度はあまりにも低すぎて、かつてのようにうつ伏せで寝たりすると不自然に感じてしまうようになっています。

症状の方は薬を飲むと全然良くなるんですけど、その代わり酒を飲めなくなるのが少々もどかしいです。
体感では、薬を服用した日に酒を飲むと、強めの酎ハイ一杯程度で悪酔いするように感じます。症状を抑えてついでに禁酒もできてお得と考えるべきでしょうか。
酒代も保険証を出せば3割負担で済む世の中になってほしいですね。

エアプオタクにとってミリオン3rdツアーはエモかったか


ミリオンライブ3rdライブツアーもいよいよクライマックスですね。
自分は、名古屋公演と福岡公演をLVで、仙台公演を現地で見ました。大阪は家でぽやしんでた(金無しオタク)。

ミリオンライブやっぱすげえぞって感じですよね。めっちゃ楽しい3rdライブ。
シアター組全員に出番があって、各公演で色んな組み合わせが見られて、お楽しみの765カバーもある。ミリオンの持ち味最大発揮なんじゃないか。

そんな感じでめっちゃ楽しいんだけど、実は自分、ミリオンライブゲームエアプ勢なんですよ。
楽曲は好きだしアイマスも多分好きなんだけど、どうにもゲームにハマれなかった。

そしてツアーを通して、エアプであるために「めっちゃ楽しい」以上の感想を持つことができないのでは?と思い始め、無駄に悩み、やがて開き直るようになった。
その過程を是非見ていってほしい。


エアプ具合
・ゲームほとんどやってない
・劇場版記念ボイスドラマは見た(傑作じゃないですか?)
・漫画は読んでる
・声優オタク
・ミリラジゲスト来た順にキャラを覚えた
・あんま知らないけど曲好きだしライブ行くわw
・ミリエロは好き

 

名古屋公演

名古屋公演はツアーのスタートにして即優勝でしたね。セットリストがブチ上がりだったことと、リーダー2名の持ち味もあって、純粋に楽しい公演だと感じた。
いわゆる初参加組の桐谷蝶々さんと渡部恵子さんが見たくてLVを観に行ったんだけど、ずっと聴きたかった曲を聴くことができて大満足。このお二人はMCで感極まっていたのも印象的だった。

そんな二人を見て、自分も「こんなんエモいでしょ」ってなってたんだけど、数日開けて熱も落ち着いてきたら「いや、自分にエモくなる要素あるか?」と思い始めてきた。
蝶々さんと渡部恵子さんの涙は、主に大型ライブの舞台に美也と桃子を立たせることができた感激からくるものなのだろうけど、
だったらエアプの自分がそれに共感した気になってるのっておかしくね?と思ったのが始まり。

例えば担当P達が「美也がついに大舞台に(泣)」って感動するのは理解できるけど、それは自分の感情ではないし、そこに至るまでの積み重ねを知らない。
自発的なものじゃないなら、当事者である蝶々さんに共感して、感動したと思った可能性はあるか、というとこれもしっくりこない。エアプの自分が、キャラと多くを積み重ねてきた声優さんの何に共感できるのかという話になってくる。

アイドルマスターの醍醐味を全然味わえてないことに気づく。

結局は、感動のおすそ分けを貰ったに過ぎないってことなんだろうか…。

 

仙台公演

行けたらいいなあ程度だったけど1Dreaming!でチケ当たったから現地参加。
名古屋で発生したエモ問題を抱えつつも、仙台旅行を兼ねてうかれまくった。(WUG巡り楽しかったんだよな)
在宅オタクだからSSA以来200年ぶり2度目にミリオンスターズを現地で見たライブだった。ステージからありえん遠い席だったけどLVよりも全然楽しい。会場ならではの熱狂度合いは、LV浸りになっていた自分の求めていたものだった。LV必要なし!(必要あり)


そんな中で、間違いなく仙台のベストパフォーマンスだったのが『君だけの欠片』だ。
郁原さんが立ち上がってから再び座るまでの間、自分は呼吸してなかったと思うし目と耳以外機能してなかったと思う。そのくらい強烈に印象に残ってる。めちゃくちゃ良くて、楽曲の世界に引きこまれた。
これはもう、この感動は自分のものと受け取ってもいいんじゃないかと思った。

思ったけど、ライブの記憶を反芻していた頃に、郁原ゆうさんの仙台公演ブログ③が投下された。『君だけの欠片』の項を読んで、ありえんため息が出た。大雑把にいうと「1stで曲中泣いてしまったリベンジとして超頑張った」という内容。

いや~~~かなり重くないですか? 実際に文章化されると。
ステージに立つまでにはそれぞれの努力とか挫折とか悲喜交交あるのはわかってる。でもそれを舞台裏として、あのステージまでの過程として見ちゃったら、もう物語として見ちゃうじゃん。
見たくないとか余計だって言ってるんじゃ決してなくて、安易に踏み込むのは危険だってことなんです。


例えば、現実のアイドルには物語性が重要らしい。路上下積み時代からついにSSAにまで(エモい)みたいなやつ。そういうのが熱いのはわかる。
でもアイドルマスターはあくまで二次元コンテツであるから、物語性はキャラクターが担ってるわけでしょ。キャラクターをより良く伝えるために声優はレッスンしたりするわけじゃないですか。広く言えば役作りだと思うんだけど。

声優の努力や成長をドラマや物語として捉えるのはまあいいけど、それをアイドルマスター的な要素と混同するのは絶対マズいでしょ。

その声優のオタクが、努力・成長に物語性を感じてエモくなるのは全然順当だと思う。でもアイマスPの目線から、声優の物語性をアイドルマスターに内包されるものとして見て、エモくなるのは無責任だし危険じゃないですか。

声優に物語性を求めるなら、それは本来、声優人生として連続しているものなのだから、アイマスで表現されるその瞬間しか見ようとしないのはあまりに不誠実ではないかと思う。
アイマスPの視野の中で一人の人間を語ろうなんてことがありえるか?


つまり自分はそんなことしたくないし、そこまで踏み込む資格もない。
いや声優見にライブ行ってブログまで見て何言ってんだって感じだし、主張がよくわからないかと思うが、自分でもよくわかってない。とにかくまとまりなく悩んでいた。

 

福岡公演

クレシェンドブルー優勝。Shooting Starsは2ndでも3人で歌ってたけど、平山さんが加わったらパワー10倍くらいになってヤバくないですか。フルメンバーになったらどうなってしまうのか。
他にもロコソングがベリーキュートだったとかプレグレが歴代最強だったとか色々あるけど、特筆すべきは福岡リーダーの麻倉ももさんと雨宮天さんですよね。

開幕Dreaming!の大サビでLV画面に二人の姿が映ったのを見てその時点でちょっと泣いてしまった。
そこで思い出したんだけど、自分がミリオンに入れ込むようになったきっかけが麻倉ももさんと雨宮天さんのコンビだった。

公演リーダーとして福岡に凱旋する麻倉さんと、麻倉さんを支えつつも支えられる雨宮さん。そんな互いに支え高め合う関係である二人が歌う星屑のシンフォニアは、自分がミリオンライブでずっと見たかった光景そのものだった。
麻倉ももさんと雨宮天さんの星屑のシンフォニアによって、俺のミリオンライブ第一部が完結した気がした。
つまり端的に言ってエモくなった。今回はガチ。
その観点では福岡公演は一つの到達点だったはず。もちょ天厨のみなさんもそう思いませんか。


結局、自分が見たかったのは、麻倉ももさんと雨宮天さんが並び立つミリオンライブ福岡公演だったのだ。

と、納得しようとしている…。


なんかさっきの主張と矛盾してる気もするけど、主観が定まったというか、一応の結論が出たというか、そんなところに落ち着いたことにする。
ミリオンライブという媒体でもちょ天を見れたらいいなあ程度の軽いオタクになるぞ。5分で10回くらい優勝するようなオタクになる。いやそれで大丈夫なのか? わからない。
といっても幕張は家でぽやしんでる予定なのでこれ以上の進展はなさそう(金無しオタク)。

 

まとめ
・担当アイドルがいないどころかエアプ
・なのでアイドルマスター的感動を得られない
・しかしアイドルマスター的感動を声優ドラマで代替したくはない
・自分にとってミリオンライブの中心はどこか?
麻倉ももさんと雨宮天さんが自分にとってミリオンの焦点?

逆流性食道炎かも!

喉元まで気軽に戻ってくる胃液、喉が詰まるような感覚、やたら出るゲップ……。

この症状もしかしてうわさの逆流性食道炎なんじゃね?
と思い至ったのが先月のこと。

まあまあ、こないだ二日酔いで吐きまくってからだし一過性のやつでしょと思って放っておいてたんだけど、一ヶ月たっても解消される様子がない。
花粉症絶対認めないマンのように、自分が病気かもしれないというのは認めたくないものである。

でもやっぱり逆流性食道炎かもしれないし……。
はっきりさせて治療したいと思って、今日胃腸科で診てもらった。


結果、逆流性食道炎かもしれないということがわかった。
おまけに血圧高いですねと言われた。


結局かもしれないというのは、確定診断できないからってことで、それは自分が胃カメラを飲めなさそうだからである。

生来自分は嘔吐反射強いマンであり、医者が喉を見るあの金属棒&ライトが口に入る前にオエッとなるくらいである。それが症状と合わさって最強になり、これは胃カメラ無理でしょと言われた。胃カメラ検査しないことには、確定診断はできないということだった。


逆流性食道炎と仮定して一応薬もらってきたけど
胃が見れねえから、喉、血圧、それぞれの専門にも行ってみてみたいな感じだった。

どうやら最近感じていた息切れも逆流性食道炎の症状の一つにあるらしい。普通に運動不足のデブだからだと思ってた。
しかも血圧高いっぽいし。高血圧デブの方を心配すべきな気がしてきた。

早く肉体を捨て精神体となってインターネットの海にを漂いたいものですね。

就寝時にラジオハナヤマタを聴くべき5つの理由

『ラジオ ハナヤマタ~校内放送、しませんか?』とは

アニメ「ハナヤマタ」の魅力、よさこいの魅力などを伝えるラジオ番組。
2014年7月29日から2015年3月31日にかけて配信されていた。全36回。
パーソナリティは上田麗奈さんと田中美海さん。

番組終了から現在まで復活を望む声が絶えない、現代女性声優ラジオの金字塔といえる番組である。

私はこの番組を聴きながら眠りにつく生活を約一ヶ月続けた。
この習慣によって生じた5つのメリットを紹介する。

 


①眠るのが楽しみになる

声優ラジオを聴きながら寝落ちてしまった経験はないだろうか?
眠り落ちる寸前の微睡んだ意識に入り込んでくる、女性声優の耳心地よい声。
声優オタクにとって至福の時間である。
ラジオハナヤマタの特性である幸福度の高さによって就寝時のリラックスを促し、入眠時のリラックス状態によってラジオハナヤマタがもたらす幸福度を高める効果がある。

 


②リズムを体で覚えられる

『リズムを体で、覚えませんか?』というコーナーがある。様々なリズムに乗せてトークをするコーナーで、そのリズムはメタルや賛美歌、ディスコなど多種多様だ。
このコーナーを眠りながら聴くことで、睡眠学習の要領で様々なリズムを無意識に身に付けることができる。

 


③夢に田中美海さんと上田麗奈さんが出てくる

時々出てくる。

 


④富山について知ることができる

富山魂をもつ上田麗奈さんは、富山に関する知識を我々に授けてくれる。

富山湾は海と山を同時に一望できる
・新幹線の開通とともに自動改札機が導入された
・かまぼこが名産
富山ブラックは濃ゆい見た目をしていて食べてみると濃ゆい

いずれもラジオハナヤマタによって知ることができる富山情報だが、これらはほんの一例である。
睡眠の直前に得た情報は、記憶に定着しやすいといわれる。

 


⑤これになれる

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はやくこれになりたい

 


おすすめするのは、ラジオCD1巻と2巻の録りおろし回を連続して聴く方法と、スリープタイマーを設定してシャッフル再生する方法。
ただし、店内放送しませんか第2回を聴くと、途中でアニメイト店長のおじさんが登場するので要注意。

ラジオハナヤマタを聴いて、より良い眠りを実現しよう。

女児先輩とプリチケを交換するとカルマ値が上昇する(再掲)

このブログにたどり着いた検索ワードみたいなやつに「交換 成人済み」というのがあって、なんとなく前のブログで書いた記事を思い出したので再掲してみる。

以下、2015年3月のブログ

 

 

先日プリパラを遊んでいたら、女児先輩にトモチケの交換を持ち掛けられた。ネット上のプリパラファンの女児(成人男性)ではなく、本来の対象年齢である女児先輩にである。
成人済みオタク相手でも交換を持ちかける女児先輩がいるのは知っていたが、自分が声をかけられるのは初めての事だった。

小学一二年生くらいに見える先輩は物怖じせずはっきりと「すみません、トモチケ交換してくれませんか」と言う。私は「はい」「これでいい?」「どうも」といった返事をして交換に応じた。小学生と会話することなんてないからどんな口調で話せばいいかわからず若干戸惑った。
先輩にとっては、トモチケ蒐集の過程で成人済みオタクを相手にすることは珍しくないのだろうが、私は自分がプリパラを遊ぶことを認められたような気がして、少し嬉しかった。トモチケ交換はトモダチの証だ。本当のプリパラデビューといってもいい。

だがそれは、成人男性がプリパラで遊ぶ異様さを明らかにしてしまったように思う。
そんなの客観的に見れば最初からそうなのだが、私はずっと一人でプリパラを遊んできた。ネット上の女児(オタク)とだけ交流してきた。大学生が友達同士でポケモンのゲームに熱くなっているような感覚だった。同じコンテンツを楽しんでいても、住み分けをしているつもりだった。
それが、実際に女児と関わったことで「女児に混ざって同じ遊びをしている」状態になってしまった。

オタク的主観から見れば、成人男性が女児向けゲームやアニメを楽しむことに違和感はない(罪悪感はある)が、成人男性が女児と一緒に遊ぶのは流石に異様としか言えない。
そしてそれは客観的に見ればどちらも同じことであると自覚してしまった、という感じ。
“気付き”を与えてくれた女児先輩に圧倒的感謝。

 

といっても、マイキャラちゃんにパプリカ学園制服を着せたいからプリパラやりにいくだろうし、早速映画も観てきた。入場者特典のバニーマジシャンコーデの網タイツ(21日開始特典)が激ヤバなのでそれも手に入れたい。網タイツヤバいでしょマジで。

映画は新規のライブパートがめっちゃ最高のやつでそれだけで観に行った甲斐があったと思う。まだ先だがi☆Risのライブにも行く予定がありそれも楽しみだ。

 

 

以上、なんだけど

その後日にあったもっと辛かったことが、母親同伴でプリパラしに来ていた女の子に「次やりますか」って尋ねられたこと。「いいですか、ありがとうございます」って自然に答えた。かなり低い声が出た。親御さんの方は見れなかった。

干支が一周半くらい歳下の女の子だったと思う。その子は2人の友達と一緒にプリパラしてるんだけど、ワイワイ遊んでいるように見えてちゃんと周りが見えていて、連コしないで後ろの人に交代するという配慮まで持ち合わせているんだよな。めちゃくちゃ感心してしまった。

そんな女の子with母親に見守られながらプレイするプリパラは緊張したというか動揺が半端じゃなかったね、って話。

 

あと、i☆Risのライブはめっちゃ楽しかったです。プリスマスライブの感想に書いたとおりそっちもめちゃくちゃ最高でした。そこでオタクとトモチケ交換したり一緒にプリパラ見たりしたので、このトラウマも薄れつつある感じですね。

プリパラ クリスマスライブが最高だったっていう感想

2016年の感想はこちら 

nobu-v.hatenablog.com

 

 


プリパラを愛する女児として最高のプリスマスを過ごすべく、飛行機で駆けつけた。バニラエアは最高。

 

1.Jumpin'! Dancin'!/Prizmmy☆
2.LOVE TROOPER/Prizmmy☆
オープニングアクト的なやつ。Prizmmyちゃん初めて見たけど、ED映像で見てた記憶より大きくなったなと思った。Jumpin'! Dancin'!はめちゃくちゃノリが良い曲で一曲目からかなり温まった。

3.ブライトファンタジーi☆Ris
一気に高まる。振り返ってみると、プリパラライブ的にはあまり言うことがないかもしれない。

4.でび&えん☆Reversible-Ring/アロマゲドン(牧野由依渡部優衣
これを見るために来た。アロマゲドン揃ってのライブはこれが初めてだったし、もしかしたら最初で最後の機会かもしれないと思ったらライブ行くしかないでしょ。
ダークネス!から始まるあの口上からやってくれたことが感無量すぎて、その時点でちょっと泣いた。ダンスも再現で素晴らしかった。翌日帰りの電車でアロマゲドンの尊さを思い返して突然涙を流す不審オタクになっていた。
全編に言えることだけど、曲中にメイキングドラマのアテレコからのサイリウムチェンジ演出があるのが、プリパラライブがそこで行われている感覚を味わえて良かった。ダンス再現してる声優さんすげえ!とはならない、良い意味で演者を意識しなかったライブだったと思う。

5.ラッキー!サプライズ☆バースデイ/そらマゲドン・み(茜屋日海夏、芹澤優久保田未夢牧野由依渡部優衣
あろまお誕生日おめでとうなのの気持ちが溢れた。

6.太陽のflare sherbet サクラシャワーver./北条そふぃ(久保田未夢
籠の中の小鳥ちゃんたちとしても歓喜に打ち震える。
久保田さんがなんでこの曲だけTVサイズなのか!と言っていたがその通り。そこが今回唯一の不満点。

7.コノウタトマレイヒ/緑風ふわり(佐藤あずさ)
佐藤あずささんのことはあまり知らなくて、最も未知数だったこの曲。始まってみれば、柔らかな雰囲気がパルプスの少女ふわりそのもので、完全にふわりちゃんのライブだった。お友達のヤギさん(パネル的なやつ)も一緒のステージにいて、強くプリパラを感じた。ラスサビでステージを駆け回るヤギさんを円形ステージの回転で再現していたのには笑った。ふわりちゃん良かったな~

8.絶対生命final show女/東堂シオン(山北早紀)
アニメの初期の頃の超人的なシオンを思い起こさせる曲。デジタルなイントロを聴くと碁盤の目が思い浮かぶ。サビのありえん縦ノリ感に高まりきった。パフォーマンスがすごくかっこよかった。あのキック最高。

9.パニックラビリンス/黄木あじみ(上田麗奈
これを見るために来たその2。約束された最高のやつ。「サイリウムカラーはブルーダヴィンチ」ってお前が青色イメージってマジかよ。
歌の半分くらいが音源で歌っていなかったのが全然マイナス要素に感じないほどの圧巻のパフォーマンスだった。いや本当エネルギーがヤバい。記憶を失くすタイプの楽しさ。
あじみ先生を演じる上田麗奈さんを見にきたつもりだったんだけど、演じるどころかあじみ先生そのものでしたね。挨拶の時以外、一貫してあじみ先生だったから本当に凄いパワー。「ダダダヴィンチ!ダダダヴィンチ! D・A・V・I・N・C・I! ぷるるるるるる…」を生で聴くとインパクトがすごかった…。

10.0-week-old/ファルル(赤崎千夏
シークレットゲスト。まさかの登場にめっちゃ沸いた。ゼロじゃなくてラブの方。めちゃくちゃ聴き入った。

11.トンでもSUMMER ADVENTURE/ドレッシングふらわー(茜屋日海夏、佐藤あずさ澁谷梓希若井友希山北早紀
これを見るために来たその3。曲自体がブチ上がりなのはもちろん、ふわり的にクソエモ曲。プリンセス候補としての役割と自身とのギャップに悩んだふわりが、仲間との交流でアイデンティティを再確立し、大冒険を経て5人チームを結成するという熱い話なわけ。プリンセス特待生として呼ばれたふわりが、それを辞退してなお「君の価値はいつでも絶対 どんな時も先頭立って どんといこう」って肯定されてセンターを担う最高の曲なんだよな。
当然、ライブパフォーマンスでも、ふわり役の佐藤あずささんがセンターで踊ることになるんだけど、佐藤あずささんが、ダンスおばけ集団i☆Ris4人の真ん中で、ステージ経験に大きな差があるにも関わらず、ふわりちゃんとして負けず劣らずのパフォーマンスを見せてくれたことがめっちゃ熱いって話なんですよ。
そんなわけで二重にエモいのに、極めつけのサイリウムエアリー再現なんて、こんなん最高すぎて泣くでしょ。
間違いなく今回のライブの優勝案件だった。最後の挨拶の時に佐藤さんボロ泣きするほど熱かったし…。ふわりちゃん本当良かったよな~~~


12.純・アモーレ・愛/紫京院ひびき(斎賀みつき
シークレットその2。怪盗ジーニアスの台詞から登場。若手女性声優のライブでまさか斎賀さんを見るとは思わなかった。歌唱も所作もアニメさながらの王者の風格でしたね。圧倒的すぎて、ひびき様ー!!って感じだった。前の曲で沸いてた空気を一瞬で引き締める凄みがあった。

13.ぱぴぷぺ☆POLICE!/らぁら&ドロシー&みかん(茜屋日海夏、澁谷梓希渡部優衣
ポアン! 怪盗を追うドラマから始まって、客席の通路に登場。「怪盗って知ってる?」などと客にマイクを向けながら上手から下手まで移動してステージへ上がるという演出。客席が赤リウムに染まってなるほどなと思った。赤リウムでパトランプするのサイコ~って感じ。CD発売前にフルサイズをライブで聴けるのって良いよね。

14.Realize!/i☆Ris
アニメOP、作中ライブシーン、i☆Risのライブ、どこで起用しても最強の曲。この枠はMake it!だと思っていたから驚きつつも高まった。熱量が尋常じゃない。やっぱりRealize!なんだよな。

15.レインボウ・メロディー/プリパラ ドリーム☆オールスターズ(茜屋日海夏・芹澤 優・久保田未夢山北早紀澁谷梓希若井友希牧野由依渡部優衣佐藤あずさ上田麗奈斎賀みつき
曲メンバー全員揃ってのこの曲はフィナーレにふさわしいものだった。これだけのメンバーが揃ってイベントができる感慨深さを改めて実感。
下手側の席だったから、ちょうど正面が上田麗奈さんのポジションで、曲中ずっと対面してる感じになっていて、踊る上田さんをずっと見てニコニコしてましたね。

 

まとめ

来て大正解のライブだった。せっかくなら昼の部も参加したかったけど、夜の部だけでも十分に満足できる最高のライブだったから悔いはない。
i☆Risとゲストみたいなイベントじゃなく、プリパラライブとして最高のものだったのが嬉しい。

作中のメンバーが揃っての曲を聴ける機会って本当に貴重なものだと思う。いつまで続くかわからない作品の、一度しかないかもしれないステージのために仕上げてくる声優さんの熱意を感じてこっちも最高に熱くなれる。

アニメ3rdシーズンが発表され、新キャラクターへの期待も高まるプリパラ。これからも楽しみです。