わくVで天秤ひなみと1対1で喋ったのでレポする記事(わくV vol.24 2022年11月27日回)

 

経緯:わくVで天秤ひなみと1対1で喋った

 

結果:楽しくお喋りして楽しかった

 

 

この記事では、今回参加した、「わくV vol.24  わんおんわん 天秤ひなみ」の話をします。
最初に一般的なレポ(?)をして、最後に個人的な接近レポを書きます。
前半は全部書いてるので長いです。

 


■わくVってなに?
『わくわく!VTuberひろば おんらいん』というオンラインイベントです。通称『わくV』。今回は、参加Vtuberと1対1でお喋りできるトークイベントの『わんおんわん』を体験した話です。俗に言うオンライン接近ですね。Vtuber天秤ひなみと喋りました。


■必要だったもの(用意したもの)
・パソコン
わんおんわんアプリが動作するWindowsのPC。いつも使ってるやつで問題なく動いた。ネカフェから参加する人もいるらしい。

・ヘッドホン
イヤホンかヘッドホンが必要。スピーカーで音声を聴くと、ウェブ通話のようにスピーカーの音がマイクに入ってめちゃくちゃになる。

・PC用マイク
持ってなかったから買った。
音質がカスだとナメられるから、まあ3000円出せば音質最低ラインには届くだろうと適当に想定して4000円くらいのものを買った。ウェブ会議とかオタク通話とかをしないから実質このためだけに買った。まあ持っておいて損はないはず。

VRヘッドセット
不所持。用意しなかった。わんおんわんアプリのVR版ではなくライト版を利用したので不要。

・チケ代
そもそものチケット代です。5000円。

 

■事前にやったこと
・アプリの動作確認
VR版とライト版がある。VRを利用しない自分はライト版を使うことになる。
ウェブに動作確認方法や各種Q&Aがある。それを見ながら実際にアプリを操作して動作確認した。
https://www.wakuv.com/one-on-one

買ったマイクがアプリから認識されているかも確認しておいた。

・マイクの確認
用意したマイクにはONボタンとミュートボタンがあったので、その操作確認をした。ちゃんとミュートになるかどうか、声が入る向きや距離なども、いちおう喋って確かめた。個人的にYouTube配信でマイクを使ってみて、ちょっとフォロワーに聞いてもらって問題なさそうかもチェックした。

・日時の確認
いつも見てるGoogleカレンダーに「1400~1500 わくV天秤ひなみ」と予定を書いた。リマインダーとアラームも設定した。大げさかもしれないが、普通に忘れたり、自宅だとアニメ見てたらなんか時間過ぎちゃってたり、ワンチャン寝ちゃってたりする可能性がある。自分を信用しないことにした。

・公式Twitterのフォロー
各種アナウンスはTwitterで行われていたから当日にフォローした。緊急時にはDMで連絡があるらしい。

 

■当日の流れ
公式Twitterで開場のアナウンスがある。個別の案内はない。

🔔わんおんわんロビー情報🔔

【天秤ひなみ 様】【常世モコ 様】【宇佐美黒兎 様】
ロビーOPENいたしました!

開始時刻になりましたら、順次ご案内を差し上げます。
ご案内までお時間を頂くことがございますので、
ロビーに待機した状態でお待ちください。
https://twitter.com/akihabara_lab/status/1596724817197428736

 


この時13:30。イベント実施時間が14:00~15:00なので、30分前開場だった。開始時刻までにはロビーに待機していたほうがいいらしい。自分はオープンのアナウンスがあってすぐ入ることにした。

わんおんわんアプリを開いて、ユーザー名に「延井」と入力、チケット購入メールに記載されているIDを入力し、入力デバイスを選択する。「延井」は私のYouTubeアカウント名と同じものです。最初は、動作確認した時の適当な名前で入ろうとしたが、これはたぶんチケット購入時に入力した名前と同じものを使うところだなと思い直した。それと、YouTubeと名前を一致させないと、こちらが名乗るまで天秤ひなみ側は「誰?」となる可能性も考えた。まあ購入IDで管理されてるかもしれませんが、余計なことする理由もないなと。

ログインするとロビーが4つ立っている。どれかに入って、自分の順番が来るまで待機。14時が近づくにつれ、他の参加者もぽつぽつとロビーに入ってくる。最大7人だったかな。グループ通話のように、同じロビーに接続している参加者の音声が共有されていた。人によっては挨拶したり、マイクの確認を参加者同士でしたりしていた。音声をスピーカーにしていた人がここでヘッドホンに切り替えるよう言われていたりもした(スタッフの声だと思ったけど参加者の自治だったかもしれない)。自分はマイクミュートで無言。ロビーに音声ダダ漏れなことに気づくまでは、電動ハブラシの音を聞かせていたと思う(照れ)。

開始時間の14:00になる。何もない。まだ始まってないですよね?みたいな会話も。10分単位で待ってたと思う。
そのまま待っていると、前触れ無く画面が変わり、「延井様が次の体験の順番になりました」[OK 準備万端][NO ちょっと待って]のメッセージと選択ボタンが現れ、QTEみたいなバーが表示された。いやQTEじゃん! 聞いてないって! いきなりすぎる! ……と思ったが、今これを書くにあたってウェブページを見返したら普通に書いてあった。でもこんないきなりだとは思わないじゃん……。

 

いきなりだったのは自分が一番手だったからなのもあったようだ。そして初手音声トラブルだった。
準備OKだったので[OK 準備万端]をクリックして体験開始。同時にマイクミュートを解除する……つもりが、ミュートボタンと間違えて、オンオフのボタンを押してマイクの電源を切ってしまった。おい!
すぐに気がついてマイクをオンにするが、こちらの音声は入らない。画面では天秤ひなみが動いて喋っている。
このアプリって、マイクの電源をオンにした状態から起動しないと入力デバイスを認識してくれないんですよ。先にアプリを起動してる状態でマイクをオンにしても認識されない。マイクON→アプリ起動の手順のみです(俺環かもしれない)。
これは事前に確認できていた仕様だったから、何が起きているかはわかっていた。わかっていてもどうすることもできない。アプリを閉じないともうこちらの声は入らない。終わった~~~~~と思った。

こちらの声が届かないまま、天秤ひなみが一方的に呼びかけている。俺の名を呼んでいる。焦る気持ち。焦りと3Dフルトラッキングいいねえ…が頭に同居していた。どうすることもできないまま、ウインドウの☓でアプリを落とした。そしてすぐアプリを再起動して、ロビーで再待機した。
大事な機会を逃したかもしれないという焦燥感と絶望感。しかし一方で、このイベントがオートマチックなものではなく、リアルの接近戦(接触)のように、人の手で呼び出しと剥がし等が行われてることを知っていたので、音声トラブル扱いでリベンジ(そういう事例を聞いた気がする)させてくれるだろうと、少し冷静に思ってもいた。

再待機中、藁にもすがる思いで、わくV運営のTwitterにトラブルである旨のDMを送ってみたりもした。これは意味があったのかは不明(たぶんなかったと思う)。
ロビーに他の人の体験画面が流れる。それが終わると(?)また呼び出し画面になり、自分の順番が再び来た。よかった…。
今度はマイク操作を間違えず無事にお喋りすることができた。

天秤ひなみへ トップバッターから無言でごめん
イベントスタッフへ お手数おかけしました…

 

■反省点
・マイクの誤操作
操作ミスで音声事故を起こしたのは反省
用意したマイク、ON-OFFボタンとMUTEボタンが隣で同色なんですよ。使い慣れてないとわかりにくい。これを咄嗟に押し間違える可能性を想像してなかった。あと、咄嗟の操作が求められるとは思ってなかった。いやそこまで考えないって。

トークの最後もフォロワーの話をしたこと
後述しますが、トーク体験の「最後になにか一言」的な場面で、「フォロワーT氏にメッセージ」をお願いしてしまったこと。高慢な言い方のようだが、せっかく自分が1対1で喋りに来てるのに、最後もほかの人の話をしたことに、対話の不義理を働いてしまったかもしれないと反省した。そこは、3Dだからポーズのリクエストだったり、誕生日のお祝いを言うところでしょうが。反省はしているが、楽しくお喋りするという目的は達成したので後悔はない。

 


■具体的レポとか所感とか…

ここからは個人的な話をします。

待機中はけっこう緊張していた。決め打ちで話したい話題を用意してなかったことが大きい。話題候補はいくつかあったが、天秤が「会話デッキは用意しててもしてなくてもいいが私はどんどん話すから言いたいことがあるなら早めに言え」と事前にツイートしていたから、じゃあ天秤にまかせてノープランでいくか~と全部捨てることにした。楽しく喋れたら俺はそれでよかった。

音声が事故った鍵開けから。
こちらの声が届かないまま、天秤に一方的に「無言通話か!」「おい! 萌えボイス! 聞こえてるか!」「おまえの萌えボイス聞かせてみせろよ!」「おまえが最初だぞ!」みたいなことを言われてました。ごめん!
(※「萌えボイス」とは私のTwitterのHNです)

同時に、うわ~フルトラッキング3D天秤ひなみや~!の初見インパクトが来た。一般的なリアルの接近戦(接触)と違って、相手が一瞬で視界に現れるから、どわ~!になっちゃった。これは一番手だったせいもありますね(待機中に他の人の体験映像が流れるが一番手だからそれがなかった)。
フルトラ3D天秤ひなみを(たしか)初めて見ることと、こっちの音声が入らないことの焦りと、自分のHNを呼びかけられている非日常性が同時に発生して、めちゃくちゃな混戦状態になっちゃった。
そこから苦渋の思いでアプリを閉じたのか、トラブル扱いで強制的に中断したのかは覚えていない。
ただ、おまえの萌えボイス聴かせてみろよ! は緊迫した心境だったから、今も耳に残っている。いやでも逆に緊張感からくる幻聴記憶かもしれん…。

「萌えボイス」について、わくVから約3週間前のYouTube配信、「天秤ひなみ生誕祭&バーチャルチェキ会」に時を遡る。
そのバーチャルチェキ会の場で、YouTubeのHN「延井」だけでなく、Twitterの今のHN「萌えボイス」も書いてもらうことがあった。これが思いがけないほど嬉しい出来事で、自分のどこか斜に構えた態度が解除されてしまったように思う。
そして「わくV楽しみにしてる」と言われて、あれ?わくV楽しみかもしれん……楽しみじゃね? と思った。いや、チケット買っておいて楽しみにしてなかったのかよと言いたくなるだろうが、なんというか自分としては、2年位リスナーやってるしこの機会に一回喋っておきたいな~というモチベーションだった。もちろん限りなく前向きな意味で。天秤もたしか3回目のわくV出演だし、そろそろ自分が参加してもいい頃合いなんじゃないかと、謎の謙虚さで思っていた。
バーチャルチェキ会をわくVの前哨戦となり、その謎モチベが変化した。自分のオタク個人情報をべらべら喋られて、わくV楽しみにしてると言われて、有り体に言ってしまえば承認を得てしまったようだ。
あれ? これなら俺って天秤とお喋りしにいってもいいんじゃないか? わくV楽しみだな~とモチベが明確になった。そういう経緯がある。

 


本番リベンジ枠に話を戻す。
開幕即いや~さっきはすみませんだった気がする。音声トラブルの説明と謝罪。新鮮な話題ができてよかったね…。
緊張はもうなかった。音声トラブルがデカすぎて緊張は消えたようだ。それに、ちゃんとリベンジ枠が始まったことで、緊張どころか安心すらしていた。

謝りついでに、風邪ひいてて鼻声であることを謝罪。「萌えボイス」なのに鼻声ですみませんと、唯一用意していたネタを言っておいた。これで自分の手札はなくなった。
実際のところ、この数日前は咳も出るし喉がガラガラで酷い声だったから、ちょっと鼻声程度に治まってくれてよかった…。

鼻声(風邪)は部屋が汚いからだと言われる(一理ある!)。1日5分でもいいから片付けたほうがいいと。あまりにも正しい。たしかに5分ならやれそうな気がする。生活のやっていき方に関しては、普段から天秤に学ぶことが多いから、聞き飽きた「片付けろ」という言葉も素直に受け入れられる。
俺に必要だったのは、「片付けろ」だけのヴィジョンが無な命令ではなく、5分でいいからやれという具体的かつ実現可能な行動指針であり、それを直に言ってくれる親以外の人だったのかもしれない……。
(※自分の部屋がけっこう汚いというのは、詳細は省くが周知の事実となっている)

特に話題を持参してないことを告げると、フォロワーT氏についての話になった。T氏とどういう関係なの?的なことを聞かれた。なんで? いや、正直言って少し想定はしていたから、いきなりT氏の名前が出ても驚かなかった。
T氏は何年か前から自分と相互フォローのオタクで、天秤リスナーである。ある時、天秤が配信でチャット欄のとあるリスナーのTwitterの話をしたら、それが俺が知ってるT氏のエピソードと一致して、そのリスナーが実はT氏が密かに運用していたVtuber見る用のサブ垢であることを知ってしまったという、自分、天秤、T氏の三者間だけで面白いエピソードがある。いや、T氏にとってはおもんない話か…。
そういうわけで、自分と天秤の共通の話題といえばT氏である。
T氏について、自分が声優ファンだった時代に相互フォローになって~〈具体的声優名〉さんとか~って話を曖昧にしたと思う。もう自分でも覚えていなかった。
「T氏って何者なんですか?」「いや自分もネットだけでしか知らないんですけど~」的な会話が、共通フォロワー同士の話題あるある(自分も経験がある)らしいんだけど、Vtuberとの会話イベントでも発生するんだと思った。

その流れで「『T氏 vs T氏』って何なの?」ときかれた(T氏は仮名です)。どこから説明すればいいのか(天秤どの程度知ってるのか)わからず「なんか身内のイベントらしいっす」と答えておいた。そこまで見てるんかい。
『T氏 vs T氏』は、hさんとbさんのDJユニットのプレイがT氏に似てるとKさんが評したことから、悪ノリでユニット名を『T氏』にしたという経緯があり、俺もよく知らないけどまた別の方がユニットのT氏と本家のT氏を呼んで、どちらが本物のT氏なのかを決める『T氏 vs T氏』のイベントを開いた。と理解しています。この説明はしなくてよかったと思う。

あと、日記の話になった。自分はnoteに日記を上げている。
以前配信で「日記見てるからね」とさらっと言われて、不意打ちで弱点を突かれたような感覚になったことがあった。
というのも、自分の日記には、投稿週に見たVtuberの配信・動画で面白かったものを取り上げて一口感想を書くという謎のおまけパートがあるからだ。本人が見てないと思って天秤ひなみの配信の感想を好き放題書いたりするし、チャットで参加してた配信なのに「面白かった配信」として取り上げてなかったりする。だから、それを見られたらけっこう気まずい……気まずくないですか?
いや嘘、気まずいというのは半分嘘です。日記を見られてることに対してマジでなんて言えばいいかわからなかったから、一般的感覚として気まずいだろうなと想像をして、その感情を拝借したきらいがある。「いや~読まなくていいっすよ~」「ただの日記ですから~」みたいな、謙遜とも拒否ともつかない態度でいたけど、本音を言うと日記読んでくれて全然大丈夫です。気まずいよりちょっと嬉しいし…。でも、日記読んでるよ~と言われたとして、「あっ、ども…」くらいしか言えることなくないですか? だって日記だから……。
ただ、「配信の感想書いてくれて嬉しい」とか「早く更新しろと思ってる」とそこまで言われたら、フン、悪い気はしないぜ……。
同時に、先日のバーチャルチェキ会で柄にもなく喜びまくっていたこと(日記に書いてある)をつつかれて、完全に防戦一方になってしまった。俺は斜に構えたオタクだったはずなんだが……。
これを書いてる今バーチャルチェキ会の時の日記を見返したら「がっつり効いた」「エグいくらい嬉しくてワロタ」「私信で病気になりたくないよ」と書いてあった。どんだけ嬉しかったんだよ。そらイジりたくなるわ。

最後はさっき書いた通り。
フォロワーT氏に一言をお願いして締めにした。
先日の誕生日のお祝いとか、3Dでやって欲しいポーズとかを言う場面だったのは間違いない。しかしお誕生日のお祝いを言うと俺は絶対「誕生日記念凸待ちみたいっすね~」と要らんことを言いたくなるし、ポーズリクエストならソイポしか思いついてなかった(ソイポ見たいか?)。だから全部ボツにして、話に出てたT氏の名前を瞬間的に出したんだと思う。
あとから思うと、最後なんだから自分の話をすべきだったと反省した。でもT氏への一言は俺も「マジでそれ!」と思ったからよかったし、自分も嬉しかったので良しとしている。(フォロワー、気を悪くしないでくれ!)

終わりに。
持ち時間2分は結構長い! 一般的な接近(接触)の2~3倍ある。それらと違って、初めまして~的な自己紹介を省略できたのも大きい。
会話中は想像してたより緊張しなかった。普段配信を見てるからそのノリで話せたというか、天秤が「どんどん話す」とツイートしていたから、配信にチャットで参加するのと似たような感じだと思った。これは助かった。
雑談配信の音声バージョン(?)くらいの感覚で喋ってたから、あれ? 俺ってVtuberと、アイドルVtuber天秤ひなみと喋ったのか……みたいな感慨が後から湧いてきた。全身3Dでの1対1トークイベントはアイドルVtuberとしての存在感あったな……。


長くなったけど終わります。
天秤ひなみへ、対ありでした。めちゃ楽しかったです。