■天秤
最近のVtuberもリアリティーショーじゃん(笑)みたいなお気持ち系ブログが話題になった。俺は10行くらい読んで「長いな…」とブラバして、今話題のお気持ちブログを探す人を想定して、自分がまえに書いたブログ記事を再ツイートすることで便乗アクセスを狙った。「幻想かもしれないけど2018年のVtuberって女オタオタ的な楽しさがあったよね。今はプロ配信者とオタクっぽい感じになったかなぁ」的な、お気持ち表明風味の記事だ。思いのほかアクセスが伸びて、ブログを面白がってくれたらしいひとりのオタクにフォローされた。オタクブログを読みたい人は書きたい人でもある傾向がなんとなくみられるもので、そのオタクもはてなブログをやっていた。
そのオタクがやってるブログには、田中美海さんと作家性について書かれた見覚えがある大信用の文章があった。信用オタクじゃん……とわかると、プロフィールで推されている、天秤ひなみというVtuberが気になった。
天秤ひなみ、チャンネル登録者数は3000台、フォロワー数4000台。オタクのツイートからグッズでランチェキを出していることがわかった。ランチェキめちゃくちゃ良い…。すごく気になる…。
【雑談】絶対一生インターネットして過ごそうな【Vtuber】という配信アーカイブがあり、わかる!!つって、なんとなく見てみたら「わんぱく広場」というワードが出てきて二度見した。「なんでわんぱく広場は定着しなかったんだろうね~」とのこと。本当ですよね。
わんぱく広場の話をするVtuberいるんだ……と驚いたのも束の間、可変3連や虎火始動についてや、なんでも家虎認定をするアニオタさんサイドの批判をしたりと、お、オタク……現場のオタク……となる話題を次々と繰り広げた。アイドル好きというVは多いけど、ドルオタつっても二次ドルから地下まで及ぶ範囲でこういう実戦的な話をするVは初めて見た。
女児アニメと百合とアイドルが好きで特にアイカツ信者という、Twitter社会だったらあまり近づきたくない感じのプロフィールである(3つが揃うと怖い)。ツイートは面白いこと言うんだろうけどフォローせず非公開リストで見ていたいタイプかな。でもVtuberなら全然見れるな。というわけでアーカイブをいくつか見ていっている段階。
「その辺のオタクがVtuberやってる」とは天秤本人の談だが本当にそのとおりだと思う。Vtuberの雑談を聴いているというよりは、フォロワーのオタクがRadiotalkで喋ってるのを聴く感覚に近いというか、声優ラジオならカレーチャーハンみたいな気分。
とはいえ、グッズを出したり、アイカツ曲の気合が入った歌ってみたを出したりと、アイドルVtuberとしてしっかり活動しているのがわかる。
それと雑談が上手い。話したい話題があって、好きな作品の魅力をちゃんと話せるのが良いな~と思う。“語彙力がなくなる”ことや感情の共有方向に行かず、ちゃんと具体的に語ろうとするスタイルに非常に好感がもてる。なぜ好きなのか、どうして面白いと思うのかを把握したいオタクなの、わかるな~。それができるVってそんなに多くない。プリパラ配信の、緑川ふわりアンチスレの話をするのか……からの熱い分析とトリコロール語り、ためになったな……。あと雑談配信のBGMがアイカツ曲のアコースティックアレンジなのが神。
性質がその辺のオタクすぎるのが良し悪しっぽくて、ガラスの花と壊す世界を雰囲気だけの残念な作品扱いしていたことにはヒリつきかけた。おいおい、ガラスの花と壊す世界は雰囲気が良い良作なんだが?
すまんて😅公開即観にいったから許して
— 天秤ひなみ⚖️歌動画投稿しました (@tenbin173) 2020年6月5日
許した!w
天秤のVを始めた経緯が書かれたブログには既視感があったんだけど、読んだ時期とチャンネルの開始時期が一致せず、どういうことなんだ…?と疑問に思ってたら、激似の人がいたんだよとフォロワーが教えてくれて「もしかしてあの時汚いMIXの動画を上げてた人?」「正解!」で遠い記憶と一致したのも良かった。ネットでMIXを打つことが功を奏することってあるんだ。
Vtuber視聴は女オタオタ!wって話をブログに書いた結果、まさにっていう女オタクVtuberに行き合うことになって因果だな~って話でした。
別の面では、自分がTwitterで「わんぱく広場の話をするVtuber初めて見た」と話題にしたらフォロワーに波及して、結果音質派の記事に紹介されて天秤の登録者数がちょい伸びしたようで、オタクブログを書いたところを始まりとするとバタフライエフェクトを感じてインターネッツ面白いな~と思った。
推しの名前をプロフィールに書くこと(ファンアピールでなく!)の偉大さを感じたし、ブログは書いたほうがいいらしいね。天秤のブログもきっかけとも言えるし。
天秤「インターネッツのオタクならnoteじゃなくてはてなブログ書けや」
漏れ「それな」
【雑談】絶対一生インターネットして過ごそうな【Vtuber】
■新人エロVtuber
フォロワーの名前をバイノーラル音声で聴く体験をした。
「〈フォロワーの名前〉君♡ 吐息好きなんだよね♡♡(左耳接近)(吐息混じり)こういうのももっと好きなんじゃない?(超接近)」でマジで吹き出してしまった。だめだろこれ。実は俺もそういうのは好き。いや知ってるオタクがバリバリいるASMR配信を聴くのはちょっと困難すぎる。
— 延井百合子 (@Nobu_V) 2020年6月15日
簡単に言うとこういうことなんですけど。
菊菜くぐりという新人エロVtuberがいて、フォロワーE氏がハマっているらしい。その情報をフォロワーM氏が話題にしていたのを通じて知ることとなった。M氏はE氏から興味をもって1000円払ってエッチな配信のアーカイブを見たら、E氏の名前が呼ばれる自体に直面してちんちんが萎えてしまったらしい。可哀想に…。フォロワー200人規模だとそういうことも起こるよな…。
自分も気になってYouTubeの方のアーカイブを見てみた。開始5分とかで早速「Eさん♡」と呼ばれて笑ってしまった。俺も吐息混じりで耳近いのが好きだから嬉しいんだけど、それでオタクの名前が囁かれるからめちゃくちゃ笑ってしまう。それも一回だけじゃなく、常連やってるらしくコメントがバンバン拾われる形でE氏に甘い言葉が囁かれてしまう。これは非常に良くない。そういうところでひと笑いしてしまって申し訳なさがある。
よりによってE氏かよ。5年以上相互フォローで、リプライもまあまあしてて、あの日一緒にプリパラのライブに行ったオタクなんだよな…。
よく、知り合いがVにスパチャ投げてる場に居合わせてしまうことについて、気まずくなったりとかニヤニヤしたりだとかが言われるけど、そんなレベルじゃない。
菊菜くぐり氏、知ってるオタクの名前が頻出すること以外は良い。PCファンの音ががっつり入ってるのも逆に生感があると解釈できる。声やASMR配信的な好みとしては並かな。並なんだけど、エッチな配信も気になるし今月だけ1000円プランに入ろうかな。1000円って結構高いけどオタクでちょっと面白く騒いでしまったお詫びとしてもね。決して性欲に負けたわけではない。加入した結果→エッチだなぁ…♡ この小規模経営感がまたエッチだよね。(実際、オタク同士で騒いでたことも全部エゴサいいねで把握されてるのでなんかごめんとなってる)
有料コンテンツには1000円プランの上に3000円プランがあって、それは時間課金で菊菜くぐりとエッチな個人通話ができるプランらしい。エッチな個人通話をやってるVtuberはこれまでにもいて知っていたけど、グループ運営が管理する形でやってるのは初めて見たからそういうのもあるんだな~と思った。「欲しい物リストのエッチなおもちゃを買って配信で使ってもらう権利」なんてものもある。そういうのってV以前にも全然あったんだろうけど、企業Vtuberの形態で輸入されてるんだっていうのが今回の学びだった。
オタクが名指しで甘い言葉を囁かれるやつ、逆に考えれば個人通話の方のお試し版とも言えるのかな。名前呼ばれて「こういうのが好きなんでしょ」ってやられるのは、自分個人が直接相手にされる嬉しさを体験できるし、個人通話なら他のオタクの名前を聴かなくてすむわけだし。ちなみにE氏は10000円のプランに加入しててひっくり返ってしまった。
菊菜くぐりのASMR配信は今後、E氏とM氏と自分という相互に顔見知りであるオタク三人が揃って、オタクの名前が囁かれるのを代わる代わるに聴きあう地獄の状況が生まれる可能性がある。そのなかで誰がイニシアチブを握るかの戦いになっていくのかもしれない。まあ俺は後から来た身だからE氏の邪魔はしたくないし、そもそも10000円プランのE氏の一人勝ちだが…。
世間には仲間で連れ立って風俗に行く文化があるらしいが、これもそういうものなのかもしれない。違うか。
ところでエッチな音声周りのジャンルを愛好するのってエロ漫画やAV買う行為に比べてかなーりアブノーマルでよりスケベな印象があるのはなんなんだろうね。
■ポケモン
剣盾の追加コンテンツが解禁された。記録を見たら、最後にプレイしたのは1月13日。プレイ時間は174時間だった。ランクバトルのシーズン1の終了と同時期にやめてしまったようだ。けっこう楽しんでいたはずだがぱったりとやらなくなった。ゲームあるあるだと思うが、毎日プレイしていたものほど、なにかのきっかけで数日の間隔が空いてしまうとそれっきり触らなくなってしまうものだ。俺はポケモンはランクバトルとそのための育成をメインに楽しんでいたから、シーズン1が終わってシーズン2が始まるまでの、バトルできない僅かな期間に熱が冷めてしまったらしい。このあるあると日々戦っているのがきっとソシャゲのログインボーナスや絶え間なく開催されるイベントなんだろう。いかにして毎日プレイさせるか、習慣化させるか。ソシャゲを触らなくなると「どうして俺はデイリーミッションを毎日こなすルーティンをしていたんだろう…」となりがちだ。でも最新ソシャゲの流行り方を見るとそのスタイルも古いのかもしれない? ポケモンの追加コンテンツは買った! 新しい冒険楽しみだな~ ボーマンダは出てこないのかな? 今一番使いたいポケモンがボーマンダなんだけど…。
いや、ここにボーマンダの話を書こうと思ったけどやっぱりやめるね。
この話に関係ないフォロワーが「面白いネタが出てきたら徹底的に改変を繰り返して少しでも楽しむ考え方でこれまでやってきたけど、その流れをどんどんつまらなくなるものとして避ける人も結構いるみたいね。」とツイートしていてなるほどな~と思った。自分はどちらかというと前者側の考えだったので。アレンジは面白いけど、劣化コピーはつまらないと感じてしまうかな。例えば「クソデカ羅生門を漫画化してみた」は面白いと思うけど、「クソデカ桃太郎」が書かれて内容が下手だったらどんどんつまらなくなる判定しちゃうかな。いや一概に言えるものじゃないか。
でもボーマンダについては、ボーマンダを飼ってないオタクが使ったところでフェイクだし完全にネタ止まりなんだよな。「みくが黒髪に戻したのを知ったバンギラスの弱点保険発動して家が半壊しかけてる」はちょっと面白いと思った。戻るパターンは新しい。
みくが黒髪に戻したのを知ったバンギラスの弱点保険発動して家が半壊しかけてる
— まは丸 (@anthem_DASH) 2020年6月13日
— まは丸 (@anthem_DASH) 2020年6月13日
笑顔のバンギラス素材があるのずるいだろ。
終わりだよ~
最近フォロワーのあいだで日記が流行ってるけど毎日まとまった文章を書くって凄い。いつもなら自分もやる!ってあとに続こうとするんだろうけど、日記は続かないことを過去の経験から知っているので書くことはないでしょう。こうして月に一回書くか書かないかの月記がいいところだろう。ポケモンを“始める気力”の負担から逃げるために不要不急の他のことが捗ってしまう現象でこのブログは書かれました。それではポケモンやってきます。