最近聴いている曲2020年6月の回①

おはようございます。

5月に一回くらい更新しようかなと思っていたのですが、作詞作曲情報を記すのが意外と大変だったりして、あまり気軽にはいかないなぁと思います。編曲情報を見られる歌詞タイムが閉鎖した影響は大きい。

  

しゅがーはぁと☆レボリューション - 佐藤心(CV: 花守ゆみり)

作詞:八城雄太  作曲・編曲:山崎真吾

 

配信で販売開始されていたのをしばらく知らず、やや遅れて聴いています。
これは……ブレイクコア!(たぶん)
なぜかアーメンが鳴りまくってて気持ちがいい。
デレマス他界勢なので、佐藤心は知っていて花守ゆみりさんにも馴染みがあるけど、佐藤心(CV花守ゆみり)については未体験で、そうなんだ…!とまだ思っています。

 

 

 

Extreme Pop Overdose - すてらべえ

commune310.bandcamp.com

最近「ブレイクコア妹」を思い出す機会があり、ブレイクコアジャンルをまたちょっと聴きたくなる時期がきていました(ブレイクコア妹とは、ブレイクコア趣味の妹がクラシック主義者のお姉ちゃんに矯正されるエッチな音声作品です)。
すてらべえさんの曲、アングラっぽいEPとかでドチャクソやってる人という認識でしたが、新規に聴いたこの曲に、このジャンルでこんなハチャメチャやりながらポップにするのすげー!と衝撃を受けました。暴力的なポップさの奔流に飲まれて息つく暇もない感じ、ヤバすぎる…。音量音圧も初心者の自分に優しい。

 

 

 

 PINK,ALL,PINK! - 名取さな

 作詞・作曲:桃井はるこ 編曲:Haraddy

PINK,ALL,PINK!

PINK,ALL,PINK!

  • 名取さな
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

昨日配信リリースされました。

Bメロを「ああ」で折り返す感じが桃井はるこっぽくて好きですね。PPPHだし。令和の世に「言わせんな恥ずかしい!」を歌詞に使うのは桃井はるこしかいないだろ…と良くも悪くも(?)思います。たぶん配信では言ってる。

大サビで王の名取とナースの名取が背中合わせになるシーンがめちゃくちゃ好き。

エネルギーでかすぎなMV。

www.youtube.com

 

 

 

 

ミドリなリンゴ - 堰代ミコ

作詞・作曲・編曲:周防パトラ 

ミドリなリンゴ

ミドリなリンゴ

  • 堰代ミコ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

『摩擦主義』を聴いていて、冒頭のメロ(私はここにいる~)が最後にまた来るのが良いよな~と思ったことから連想して、『ミドリなリンゴ』をまた聴いています。この曲はAメロのフレーズで曲が終わります。

堰代ミコのイメージをドラムンベースで表現するの天才なんですよね(ドラムンベースと言っていいですよね…?)。

ラスサビで1サビと2サビを繰り返す構成ではなくて、落ちサビ→大感情のラスサビ→Aメロ で曲が終わる、その余韻……!
大感情ラスサビがこの曲のクライマックスであることは明白ですが、そこに持ってきた「これからもボクはミドリなリンゴで 真っ白な願い叶えずに日が沈む」という歌詞にも注目したいです。

個人的に、堰代ミコというのは一般に期待される成長――外部コラボへの積極性や伸びるための企画や挑戦――からずっと遠い存在なんですよ。バズるような芸風でもないし、配信も基本夜のゴールデンタイムにはできず15時か18時からですし。昼雑談に顕著ですが、居心地のいい停滞感というか…。それをどう見るかはともかく、自らを「ミドリなリンゴ」のままであると規定することに並々ならない迫力を感じます。

よく二次ドルジャンルで議題になる「個性的なキャラクターが“成長”して丸くなってしまう」ことや「成長讃美」へのカウンターとしてもみられるというか、もっと言うなら生きているからキャラが成長変化するものとされるVtuberの立場でやるのが熱いな~と感じます(外見の不変じゃなくて内面的に)。もっとも、堰代ミコの個性のことを言ってる曲だと思うので、そこまで解釈を広げるのはやや行き過ぎですが。

見逃せないのが、グループの同僚である周防パトラがこの曲を作ったという事実です。そこを考えるほどに、この曲はなに!!!!同僚にこれを!!!!!とめちゃくちゃ叫びたくなります。堰代ミコはこの曲について、「パトラちゃんからのプレゼントだと思ってる」という点も重要です。その背景も含めてマジバケモンみたいな曲だと思ってます。

また、同グループの蒼月エリの楽曲『蒼い蝶』は花のように枯れること、蝶のように飛翔することを願った曲なのですが、『ミドリなリンゴ』ではミドリなままのリンゴが落下することが歌われていて、モチーフ的に対比っぽく見れます。エリが去ってからずっとあとに作られた『ミドリなリンゴ』が対比的になっている……この二人の友情については話すのが難しいので割愛しますが、両曲の制作をした周防パトラが強烈なエリミコ派であることが見て取れます。このへんをがっつり語るオタクを全然見ないのがマジで謎。

 

このリアルイベント配信では『ミドリなリンゴ』を題材にした朗読劇が演じられています。Vtuberのリアルイベントをプラネタリウムでやるという発想!


【リアルイベント】夜色の目 for Mico-Responsive-【堰代ミコ / ハニスト】

 

 

余談ですが、パトラ曲って聴いてて予想される小節数を半分で切り上げる傾向があって、なんなんだろうと思っています。この曲のイントロとか『シュガーホリック』のカットアップとか、感覚的にはその倍の尺を予感するんですよね。でもむしろ引っ張りたくなる感覚ってドルソン系統の様式美(MIX等を入れられる尺)に慣れた一部のオタクの感覚なのかもな~って思います。

 

 

 

 黙(SHUT UP) - Jin Dogg

黙 (SHUT UP)

黙 (SHUT UP)

  • Jin Dogg
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

Words by Jin Dogg Produced by DeathW!sh

見てるVtuberグループの新人がこの曲をオススメしていたので聴いています。Jin Dogg、たぶんそういう動機で聴く感じじゃないことはわかります。めちゃくちゃ悪い雰囲気がある。トラックがかっこよくて、ラップのベタッとした感じもかっこいいです。

その新人、他にもSoundCloud系を中心に音楽のいい趣味してる感じで、人となりがまだわからないから音楽の趣味から知っていこうと思っていましたが、つい先日、デビューから1ヶ月で活動無期限休止となってしまった!(笑)(泣)

 

 

 

asthma - BELLRING少女ハート

作詞:空五倍子 英詞・作曲・編曲:タニヤマヒロアキ

soundcloud.com

 

作曲家の伊藤翼さんが、「二サビなしはよく聴くけど、一サビなしの曲、あったかな〜〜」とツイートしているのを見て、自分のライブラリを探して該当したのがこの曲でした。一時間探してた(照れ)。大名曲なのでちょいちょい聴いていましたが、一サビなし曲として認識したことはなかったですね…。

トゥルーエンド感でこの曲に勝てるのってなかなかないと思います。ピアノとソカビートっぽいリズムに感じる刹那的な美しさはなんなんでしょうか。あまりにも泣き曲すぎる。グループの退廃的なカラーもあって凄い力をもっている曲です。

BELLRING少女ハートは、フォロワーの声豚のあいだで流行っていた時期があり、自分も一度だけ現場で見たことがあります。曲とパフォーマンが結構好きでした。asthmaはライブではもちろん超アンセムでサークルモッシュが起きる曲です(でした)。

有名なライブ動画があったんですが、先日削除されてしまったみたいですね…。2015年のライブ映像が今消えてしまうのか…。

 

後継のグループNILKLYでもこの曲はリアレンジされて歌われているようです。

asthma (Nil Version)

asthma (Nil Version)

  • NILKLY
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

こっちのバージョンもトゥルーエンド感ありますが、原曲がエロゲのトゥルーエンド曲だとしたら、Nil Versionはコンシューマー移植された時のトゥルーエンド曲みたいな感じがありますね。セミバラードみたいな立ち位置になってるらしいです。今年ツアー公演に行ってみる予定だったのが、禍で中止になってしまったので残念な気持ちがあります。

 

 


 

 

…………近況話題が特にないので最近作ったカレーの写真でも見ていってください。