はいふり 改め ハイスクール・フリートの感想(長い)


はいふり』改め『ハイスクール・フリート』面白かったですね。
全12話の放送が終わって少し経ちましたが、整理も兼ねて作品の感想的なやつを書きます。
はいふりをめっちゃ楽しんだ層と感想を共有したい気持ちがあるし、まるで楽しめなかった層にはどんなふうにめっちゃ楽しかったのか知ってもらいたい気持ちもあるので。
Twitterはいふりの話ばっかりしてるのがアレなので言いたいこと全部詰め込んだら無闇に長く散漫になって人に読んでもらう文章じゃなくなった感がありますが…。

 

■どんなアニメだったか
まず言いたいのが、はいふりキャラアニメだということです。
キャラアニメという表現は、キャラを愛でるしか楽しみようがないアニメという意味ではなく、キャラクターの物語が中心という意味です。
製作陣曰くはいふりは「理解と和解と成長の物語」らしいです。そこを追うと全体が理解しやすくなりますが、別に答え合わせをしたいわけではないので程々にします。
つまり、はいふりの主軸はストーリーではなく、キャラクターの物語なんですよね。だから、反乱疑惑からの逃亡生活やウイルスの謎などの、一見全体のストーリーを引っ張っていくようにみえる要素はすぐに解決するし、明確な敵役が存在しません。そういうのを期待していたら拍子抜けしてしまいます。
はいふりめっちゃ楽しめなかった勢はここを誤解したまま最終回まできちゃったのだと思います。

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アイマスの“通常コール”、汎用性低くない?

サビで「フッフー フワフワフワフワ」って入れるコールです。

特にアイマス現場で多用されています(発祥とかは知りません)。これを一部では揶揄した表現で“通常コール”と呼んでいます(詳しくは省略します)。

 

www.youtube.com


タイトルにアイマスと書いておきながらいきなりWUGの話なんですけど。
先日この動画を見て、通常コールが入ることに驚きました。音源を聴いていたときは考えてもみなかったので、この曲でフワフワするのかーと思いました。そのことをツイートしたらフォロワーに「いや『セブンティーン・クライシス』は通常コールめっちゃ入るでしょ」と指摘され、言われてみると確かにめっちゃ気持ちよく入るな…と思った次第です。
通常コールアンチをこじらせて自分の感覚がおかしくなっているなと思いました。
(セブンティーン・クライシスがイカしてるというのが一番言いたいことなので、動画を見てくれれば以下の文章は読まなくても結構です)

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プリパラが今超面白い、って言いたいだけ。はぁ…真中のんちゃん…

アニメの方の話なんだけど。

今のプリパラめっちゃ面白い……めっちゃ面白くない?


面白いというよりは、盛り上がってる、熱い、って表現したほうが適切かもしれない。

自分の中では面白さがヤバいというか、毎週狂喜しながら見てるんだけど、なんか他の視聴者に目をやるとそこまでではないようで、微妙な温度差を感じている……。

不服極まりないので、何がありえん高まるのか、雑に説明したい。

 

まあ、単純なストーリーの面白さでいうなら一期のソラミ結成とかファルル編とかの方が上だと思う。
でもさ、ドラゴンボールで例えるなら、ベジータ戦あたりが一番面白いけど、魔人ブウ編の良さは他にはないみたいな感じで、そんな感じの全体のクライマックス感というか、集大成的な高まりを感じているんですよ。


その高まりの中心はというと“真中のん”に決まってるでしょ。
27話で語られた真中のんの野望の第一歩が始まったんですよ。

「お姉ちゃんがいつがプリパラの頂点に立って、そして…私がプリパラデビューしたら、そのお姉ちゃんに勝って私が頂点に立つの! それが夢!」

はぁ~~~。ありえんありえん。

この台詞から、真中のんプリパラデビュー関係はそれから全然音沙汰ないんだけど、3rdシーズンで動きだし、98話でこの夢が再び語られる。
27話→98話って。めっちゃ待ってた。待望の展開。67話の台詞も印象的。

プリパラの外からパラ宿の趨勢を見てきたのんちゃんが、ついに電撃参戦! それも正体を明かさず! 一人三役を演じて!
3rdシーズンの第二の主人公みたいなもんでしょ。

いや~~~。ありえんありえん。

プリパラ全体のストーリーもクライマックスであろう神アイドル編にあたって、ついに役者が揃ったという興奮がある。


つまり今のプリパラの面白さって、真中のんが好きかどうかに大きく左右されるということか。
育児パートは普通に面白いと思います。真中姉妹が好きなので。

のんちゃんのデビュー戦略もその性格から想像していた方法そのものだったし、一人三役はその上を行くものだったしマジ最高じゃないですか? その分現実ののんちゃんもたくさん登場するし最高。


あと、神アイドルチャレンジの演出もヤバくない? 脳から興奮物質が分泌されるのを感じる。神アイドルチャレンジでじゅのんぴのんもフレディマイクアクションしてたのは、それも見越して用意してたってことだし、真中のん恐るべしという感想しかない。


主人公視点で正体不明の人物という点は怪盗ジーニアスもそうだったけど、あれは引っ張られすぎて早く発覚してくれという思いが強かった(正体バレの時にはもう旬が過ぎてた)。対してトライアングルは正体バレしない方が面白いって感じ。

でも誰にも正体を明かさず一人で戦う真中のんは、プリパラのテーマ的にどうなっちゃうんだろうな。友達いないやん。
いつか苦境に直面しそう。苦境に直面する真中のん、見てぇ~~~、見たいもの。


そして田中美海さんの好演っぷりも凄い。
プリパラデビューしたいというのは田中美海さんも度々言ってきたこと。イベントでもドリパレ歌ったりしてたし。
それにしても一人三役やってしかも曲も歌い分けるとかありえんやばない?(ファン)(ありえん)(大躍進)(A&G NEXT BREAKS 田中美海FIVE STARS)
『かりすま~とGIRL☆Yeah!』早く発売してくれという思いしかない。筐体曲も音源化してくれ頼む。
今はWUGのライブよりプリパラのライブで田中美海を見たいと思ってるくらい。

『プリパラ』じゅのん、ぴのん、かのんを熱演する声優の正体に迫る! | アニメイトタイムズ

 

そんな感じで今プリパラがめっちゃ面白くて『かりすま~とGIRL☆Yeah!』が歌われる度に頭抱えてるんだけど、みんなはそうでもないの?

上田麗奈さんの「孤独」について

上田麗奈さんのあれこれを見ていると「孤独」という言葉の独特の使い方が目に留まる。頻出する「孤独」は上田麗奈さんを理解する上で必要なキーワードのように思える。

「孤独」について言及しているものは、専門のオタクでない私が確認しただけでも以下のように多く見受けられる。

 

お題:自分のチャームポイントってどこだと思う?

孤独を愛することをチャームポイントだと言われました。

孤独を感じ、孤独をこう、意識しながら生きていけることがチャームポイントだというふうに先輩から教わりました。

2014/12/22 TVアニメ聖剣使いの禁呪詠唱 ニコニコ生放送 - 2014/12/22 22:00開始 - ニコニコ生放送

(自分の)良いところ、孤独を愛するところ!

2015/1/13 ラジオ ハナヤマタ~校内放送、しませんか?第25回

ラジオCD「ラジオ ハナヤマタ~校内放送、しませんか?」Vol.3 

小学校ぐらいの時から、人は何で集団行動するんだろうっていうのでね、すごくね、あの不思議だったの。何で集団行動をして、なんでその中で、こう、学校の中とかも、人のグループの中とかでも、孤独になれる場所を探すんだろうって。
なんかさ、ちょっと人通りの少ないとこ行きたがったりとかしなかった? 屋上の出口のところとか、裏庭とか。

そういう空間に身を置いていて、そこで出会いと別れを繰り返す不思議さ、みたいな。
なんかね、そこに対する「なんでだろう」って気持ちが凄い強くて、「悲しい」までいかなかった。


2015/3/10 ラジオ ハナヤマタ~校内放送、しませんか?第33回

ラジオCD「ラジオ ハナヤマタ?校内放送、しませんか?」Vol.4 (イベント優先購入申込券付) 

吉田アナ「御冷ミァハは、沢城みゆきさん演じるキャラが
有能に追い詰めていっても、最後までしっぽが掴めない役。
上田さんは、あまり筋に関しては深く理解しないで、
その瞬間瞬間の何かを理解して演じてますよね」

上田さん「台本も読んでごちゃごちゃ考えた結果、
やらなきゃいけないことは“孤独を求めること”だと思いました。
どんなに考えても頭の良さでは敵わないし、
だったらこの子の一番やりたいことを1つ知ろうと思って、
孤独を探しました」

2016/3/24 http://www.allnightnippon.com/mcplus/information.php?date=2016-03-24%2020:40:00

※御冷ミァハについて、ハーモニーのアフレコがあったのは公開日から一年弱ほど前なので2014年10月頃だと考えられる。

 

このように確認できた範囲では、「孤独」に言及している件は2014年の終わり頃に集中している。(確認できた媒体がその周辺しかなかったともいえるが)

御冷ミァハの役作りにあたって「孤独を求めた」「孤独を探した」という。
時系列でその直後の時期であると思われるワルブレニコ生にて「孤独を感じ孤独を意識しながら生きていけること」を“先輩に言われた”と発言していることから、おそらくハーモニーの関係で得た観点であると推測する。

(ラジオハナヤマタ第25回は「肌が白いところがチャームポイントだって悠木碧さんに言われました」とも言っているのでワルブレニコ生より後の収録)

 

一方で、ラジオハナヤマタ第33回の発言から「孤独」は昔からの一貫したテーマでもあることが伺える。またこれは本質に最も近いような印象を受ける。

それから一年が経った2016年のインタビューでも(当時の振り返りではあるが)孤独という表現がブレないことから、やはり「孤独」は確立しているテーマなのであろう。
(※追記 原作読み返したらミァハが明確に言ってましたね…)

「誰かが孤独になりたいとしたら、死んだメディアに頼るのがいちばんなの。メディアと、わたしと、ふたりっきり」

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

 

穿ち過ぎかもしれないが、時期的にもダ・ヴィンチニュースで語られた、人と会う息抜き方法というのが逆説的に「孤独」の重要性を示しているように思える。

 上田:私の息抜きって、人と会うことなんです。アガリ症だし、緊張しぃだし、人としゃべるのは得意ではないんですけど、だからこそ人に会わなきゃなって思っていて。ひとりでいると、自分の考えのなかだけで生きなきゃいけないから。私はまだいろんな経験も浅いし、それではもったいないと思うんです。いろんな人に会うと、いろんな知識や感覚が生まれて、それが楽しいし、リフレッシュになったりするので。お話するだけでもいいし、一緒にブラブラ歩くだけでもいいんですけど。

2014/11/14 「上田麗奈」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】 | ダ・ヴィンチニュース

 

 上田さんにとって「孤独」とはなんなのだろうか。


新明解国語辞典よると、【孤独】とは『周囲にたよりになる(心の通い合う)相手が一人もいないで、ひとりぼっちであること(様子)』とあるが、上田さんの場合は辞書的な意味にとどまらないことは伝わってくる。

 

そこでヒントとなるかもしれないのがこのインタビューである。

Q.叶わない恋をしたことはありますか?

A.初恋はレオナルド・ダ・ヴィンチです。笑

2013/05/08|初恋企画 制作日誌


!?!?!?

レオナルド・ダ・ヴィンチが初恋って。黃木あじみか!?*1


オタクさんチームなら当然知っていると思うが、上田さんには芸術の趣味があり、その方面の感性に秀でている。
したがって上田さんがレオナルド・ダ・ヴィンチ(初恋相手)に強い影響を受けていると考えても不自然ではない。

「孤独」のルーツはレオナルド・ダ・ヴィンチにあるのではないだろうか。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』によると、ダ・ヴィンチは孤独に関してこう言っている。

孤独であることは救われることである。(P70)


画家は孤独でなくてはならぬ――画家は孤独で、自分の眺めるものすべてを熟考し、自己と語ることによって、どんなものを眺めようともそのもっとも卓れた個所を選択し、鏡に似たものとならねばならぬ。鏡は自分の前におかれたものと同じ色彩に変えるものだ。このようにしてこそ、画家は「自然」に従ったように見えるだろう。(P210)


画室における画家――肉体の栄耀が精神のそれをそこなわぬよう、画家または素描家は孤独でなければならぬ。ひっきりなしに眼のまえにあらわれては記憶によく保存さるべき素材を与える思索や思想に耽っているときはとくにそうである。もし君がひとりでいるなら、君はすっかり君のものである。たった一人だけの友だちといっしょにいたら、君は半分君のものだ、そして君の交際の不謹慎の度が大きくなればなるほど君の分は少なくなり、より多くの人といっしょに居れば、それだけ深くこういう不都合な状態にはまってゆくだろう。またもしも君が、「私は自己流にやってゆく、私は自然の物象の形態をもっとよく思索することができるようにわきに脱け出すつもりだ」と言いたいならば、私は、「これは仕損じるおそれがある、何故かなら君は何度もかれらの饒舌に耳を貸さないわけにはゆかないからだ、しかも人は二人の主に仕えることができない以上、君は友人としての役目を演じそこなうだろうが、芸術の思索の成果はなおさらやり損じるにちがいない」と言っておく。またもし君が「かれらの言葉がとどかず、従って私の邪魔をしないところまで身を退くつもりだ」と言うならば、私はこの点でも君に、「君は狂人扱いされるぞ、しかもこうしてやっぱり孤独になってしまうのが分からんのか」と申上げよう。それで、たとえ友人が欲しくても、君の画室からこれをえらぶがいい。この仲間なら各種各様の思索から生じる利益をあげる一助となりうるかもしれない。他の一切の仲間はおそらく極めて有害たるに相違ない。(P210)

 レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 (岩波文庫 青 550-1)

(旧字は新字に改めた)

 

画家を声優または役者と置き換えると、如何だろうか。「孤独」の、特に役作りに関して使われるニュアンスはこのことに近いのではないだろうか。

関連して、画室における画家は、上田さんの「家に虚無をもっている」発言(ディメラジ)を想起させる。

結論として、上田麗奈さんの「孤独」とはレオナルド・ダ・ヴィンチ的な意味での孤独である、というところで暫定的に納得した。
(追記:納得したというか、突き止めようがないので、あくまで恣意的な解釈に留まりますね…)

上田麗奈さんオタクの方々、なにか有益情報があったらさり気なく教えて下さい。

 

 

 

 

 

 

↓続き(?)

nobu-v.hatenablog.com

 

↓RefRainの感想

nobu-v.hatenablog.com

 

 

 

*1:プリパラにて上田麗奈が演じる画家アイドル。レオナルド・ダ・ヴィンチを尊敬し語尾にアート関係のダジャレを付ける。

枕を高くして寝ています

この頃は、枕の下に布団を挟んで、枕を高くして寝ています。
逆流性食道炎(仮)の悪化を懸念して、枕を高くすることで胃液の逆流を防ぐためです。とはいえ、それは薬でほぼ防げていますし、効果不明の気休めみたいなものですが、今はその高さに慣れてしまい、逆流防止とかは関係なく気持ちよく眠るためにやるようになりました。
心配事のために“枕を高くして寝る”とはおかしな話ですね(超面白いポイントです)。

先日は調子に乗って枕を高くしすぎて首を痛めてしまいました。
反省から通常枕で寝てみたら、今度はあまりにも低すぎて、かつてのようにうつ伏せで寝たりすると不自然に感じてしまうようになっています。

症状の方は薬を飲むと全然良くなるんですけど、その代わり酒を飲めなくなるのが少々もどかしいです。
体感では、薬を服用した日に酒を飲むと、強めの酎ハイ一杯程度で悪酔いするように感じます。症状を抑えてついでに禁酒もできてお得と考えるべきでしょうか。
酒代も保険証を出せば3割負担で済む世の中になってほしいですね。

エアプオタクにとってミリオン3rdツアーはエモかったか


ミリオンライブ3rdライブツアーもいよいよクライマックスですね。
自分は、名古屋公演と福岡公演をLVで、仙台公演を現地で見ました。大阪は家でぽやしんでた(金無しオタク)。

ミリオンライブやっぱすげえぞって感じですよね。めっちゃ楽しい3rdライブ。
シアター組全員に出番があって、各公演で色んな組み合わせが見られて、お楽しみの765カバーもある。ミリオンの持ち味最大発揮なんじゃないか。

そんな感じでめっちゃ楽しいんだけど、実は自分、ミリオンライブゲームエアプ勢なんですよ。
楽曲は好きだしアイマスも多分好きなんだけど、どうにもゲームにハマれなかった。

そしてツアーを通して、エアプであるために「めっちゃ楽しい」以上の感想を持つことができないのでは?と思い始め、無駄に悩み、やがて開き直るようになった。
その過程を是非見ていってほしい。


エアプ具合
・ゲームほとんどやってない
・劇場版記念ボイスドラマは見た(傑作じゃないですか?)
・漫画は読んでる
・声優オタク
・ミリラジゲスト来た順にキャラを覚えた
・あんま知らないけど曲好きだしライブ行くわw
・ミリエロは好き

 

名古屋公演

名古屋公演はツアーのスタートにして即優勝でしたね。セットリストがブチ上がりだったことと、リーダー2名の持ち味もあって、純粋に楽しい公演だと感じた。
いわゆる初参加組の桐谷蝶々さんと渡部恵子さんが見たくてLVを観に行ったんだけど、ずっと聴きたかった曲を聴くことができて大満足。このお二人はMCで感極まっていたのも印象的だった。

そんな二人を見て、自分も「こんなんエモいでしょ」ってなってたんだけど、数日開けて熱も落ち着いてきたら「いや、自分にエモくなる要素あるか?」と思い始めてきた。
蝶々さんと渡部恵子さんの涙は、主に大型ライブの舞台に美也と桃子を立たせることができた感激からくるものなのだろうけど、
だったらエアプの自分がそれに共感した気になってるのっておかしくね?と思ったのが始まり。

例えば担当P達が「美也がついに大舞台に(泣)」って感動するのは理解できるけど、それは自分の感情ではないし、そこに至るまでの積み重ねを知らない。
自発的なものじゃないなら、当事者である蝶々さんに共感して、感動したと思った可能性はあるか、というとこれもしっくりこない。エアプの自分が、キャラと多くを積み重ねてきた声優さんの何に共感できるのかという話になってくる。

アイドルマスターの醍醐味を全然味わえてないことに気づく。

結局は、感動のおすそ分けを貰ったに過ぎないってことなんだろうか…。

 

仙台公演

行けたらいいなあ程度だったけど1Dreaming!でチケ当たったから現地参加。
名古屋で発生したエモ問題を抱えつつも、仙台旅行を兼ねてうかれまくった。(WUG巡り楽しかったんだよな)
在宅オタクだからSSA以来200年ぶり2度目にミリオンスターズを現地で見たライブだった。ステージからありえん遠い席だったけどLVよりも全然楽しい。会場ならではの熱狂度合いは、LV浸りになっていた自分の求めていたものだった。LV必要なし!(必要あり)


そんな中で、間違いなく仙台のベストパフォーマンスだったのが『君だけの欠片』だ。
郁原さんが立ち上がってから再び座るまでの間、自分は呼吸してなかったと思うし目と耳以外機能してなかったと思う。そのくらい強烈に印象に残ってる。めちゃくちゃ良くて、楽曲の世界に引きこまれた。
これはもう、この感動は自分のものと受け取ってもいいんじゃないかと思った。

思ったけど、ライブの記憶を反芻していた頃に、郁原ゆうさんの仙台公演ブログ③が投下された。『君だけの欠片』の項を読んで、ありえんため息が出た。大雑把にいうと「1stで曲中泣いてしまったリベンジとして超頑張った」という内容。

いや~~~かなり重くないですか? 実際に文章化されると。
ステージに立つまでにはそれぞれの努力とか挫折とか悲喜交交あるのはわかってる。でもそれを舞台裏として、あのステージまでの過程として見ちゃったら、もう物語として見ちゃうじゃん。
見たくないとか余計だって言ってるんじゃ決してなくて、安易に踏み込むのは危険だってことなんです。


例えば、現実のアイドルには物語性が重要らしい。路上下積み時代からついにSSAにまで(エモい)みたいなやつ。そういうのが熱いのはわかる。
でもアイドルマスターはあくまで二次元コンテツであるから、物語性はキャラクターが担ってるわけでしょ。キャラクターをより良く伝えるために声優はレッスンしたりするわけじゃないですか。広く言えば役作りだと思うんだけど。

声優の努力や成長をドラマや物語として捉えるのはまあいいけど、それをアイドルマスター的な要素と混同するのは絶対マズいでしょ。

その声優のオタクが、努力・成長に物語性を感じてエモくなるのは全然順当だと思う。でもアイマスPの目線から、声優の物語性をアイドルマスターに内包されるものとして見て、エモくなるのは無責任だし危険じゃないですか。

声優に物語性を求めるなら、それは本来、声優人生として連続しているものなのだから、アイマスで表現されるその瞬間しか見ようとしないのはあまりに不誠実ではないかと思う。
アイマスPの視野の中で一人の人間を語ろうなんてことがありえるか?


つまり自分はそんなことしたくないし、そこまで踏み込む資格もない。
いや声優見にライブ行ってブログまで見て何言ってんだって感じだし、主張がよくわからないかと思うが、自分でもよくわかってない。とにかくまとまりなく悩んでいた。

 

福岡公演

クレシェンドブルー優勝。Shooting Starsは2ndでも3人で歌ってたけど、平山さんが加わったらパワー10倍くらいになってヤバくないですか。フルメンバーになったらどうなってしまうのか。
他にもロコソングがベリーキュートだったとかプレグレが歴代最強だったとか色々あるけど、特筆すべきは福岡リーダーの麻倉ももさんと雨宮天さんですよね。

開幕Dreaming!の大サビでLV画面に二人の姿が映ったのを見てその時点でちょっと泣いてしまった。
そこで思い出したんだけど、自分がミリオンに入れ込むようになったきっかけが麻倉ももさんと雨宮天さんのコンビだった。

公演リーダーとして福岡に凱旋する麻倉さんと、麻倉さんを支えつつも支えられる雨宮さん。そんな互いに支え高め合う関係である二人が歌う星屑のシンフォニアは、自分がミリオンライブでずっと見たかった光景そのものだった。
麻倉ももさんと雨宮天さんの星屑のシンフォニアによって、俺のミリオンライブ第一部が完結した気がした。
つまり端的に言ってエモくなった。今回はガチ。
その観点では福岡公演は一つの到達点だったはず。もちょ天厨のみなさんもそう思いませんか。


結局、自分が見たかったのは、麻倉ももさんと雨宮天さんが並び立つミリオンライブ福岡公演だったのだ。

と、納得しようとしている…。


なんかさっきの主張と矛盾してる気もするけど、主観が定まったというか、一応の結論が出たというか、そんなところに落ち着いたことにする。
ミリオンライブという媒体でもちょ天を見れたらいいなあ程度の軽いオタクになるぞ。5分で10回くらい優勝するようなオタクになる。いやそれで大丈夫なのか? わからない。
といっても幕張は家でぽやしんでる予定なのでこれ以上の進展はなさそう(金無しオタク)。

 

まとめ
・担当アイドルがいないどころかエアプ
・なのでアイドルマスター的感動を得られない
・しかしアイドルマスター的感動を声優ドラマで代替したくはない
・自分にとってミリオンライブの中心はどこか?
麻倉ももさんと雨宮天さんが自分にとってミリオンの焦点?

逆流性食道炎かも!

喉元まで気軽に戻ってくる胃液、喉が詰まるような感覚、やたら出るゲップ……。

この症状もしかしてうわさの逆流性食道炎なんじゃね?
と思い至ったのが先月のこと。

まあまあ、こないだ二日酔いで吐きまくってからだし一過性のやつでしょと思って放っておいてたんだけど、一ヶ月たっても解消される様子がない。
花粉症絶対認めないマンのように、自分が病気かもしれないというのは認めたくないものである。

でもやっぱり逆流性食道炎かもしれないし……。
はっきりさせて治療したいと思って、今日胃腸科で診てもらった。


結果、逆流性食道炎かもしれないということがわかった。
おまけに血圧高いですねと言われた。


結局かもしれないというのは、確定診断できないからってことで、それは自分が胃カメラを飲めなさそうだからである。

生来自分は嘔吐反射強いマンであり、医者が喉を見るあの金属棒&ライトが口に入る前にオエッとなるくらいである。それが症状と合わさって最強になり、これは胃カメラ無理でしょと言われた。胃カメラ検査しないことには、確定診断はできないということだった。


逆流性食道炎と仮定して一応薬もらってきたけど
胃が見れねえから、喉、血圧、それぞれの専門にも行ってみてみたいな感じだった。

どうやら最近感じていた息切れも逆流性食道炎の症状の一つにあるらしい。普通に運動不足のデブだからだと思ってた。
しかも血圧高いっぽいし。高血圧デブの方を心配すべきな気がしてきた。

早く肉体を捨て精神体となってインターネットの海にを漂いたいものですね。